2018年 12/29
今回は かねてより 述べていた バルクのブレンドについて書きます
どちらもバージニアのみの 混合なので やはりストレートバージニアということになります
ただし ブライトバージニアとレッドバージニアとの混合ということでもあり
かたやフレイク かたやリボン という組み合わせで 湿度の感じも異なるのですが
混合してから なじませるという事はせず ただ単純に混ぜて 味の変化を調べる
という事に限定しました。
何故そんなことをしたかといういきさつは
Sutliff Tobacco Company - Virginia Slices #507-C バルク
Sutliff Tobacco Company - Matured Red Virginia 515 RC-1 バルク
こちらの記事を参考にしてください。
515 RC-1 の方は 良く乾燥させることにより 随分と甘みが増し マクレの
#5100 に匹敵するほどの 喫い味になるのですが
やはり少し単調な感じは否めず 熟成をかけるか あるいは 507-C のような
ブライトバージニアとのブレンドで 複雑さが増すのではないかと考えました。
毎度の登場ですが
こちらの 2種のバルクとなります
このあと 追加で結構な量を注文したのですが
取り敢えずこの 4㌉ずつのバルクを
タッパー状の空き缶に 小分けして使います。
今回は ブレンドするのですが 大雑把に
比率を変えてみます
515 RC-1 と 507-C の比率が
① 2:1
② 1:1
③ 1:2
この3通りでブレンドしてみました。
まず 515 RC-1 の方を
3つに分け
2:1 の方
左が 1:2 右のが 1:1 にするつもりで 小皿にとります
そこへ 507-C をそれに見合う分だけ 合わせたのが
このようになりました
重さを計測したわけではありません 大体の感じ ということでやってみました。
あらかじめ 515 の方を乾燥させたのちに 507-C のフレイクを合わせた
ということになります。
簡単にフレイクをほぐして 軽く混ぜ合わせたのが
これになりますが これは 1:1 のブレンドとなります
それを
似たような 喫い味の バージニア用のパイプに詰めて準備します
これを 順次 点火して 何分か喫い その後順繰りに 同じことを繰り返します
途中で違うパイプに移るので 一回りしたらまた点火を繰り返すことになります。
そうして 喫い味を 比べてみました。
喫い味の比較
① について
515 RC-1 単体の時と比べ 味にメリハリが出ます
かなり甘さがあるのですが ブライトバージニアの シトラスの酸味と 少しアーシーな
香りとともに 少しスパイシーに感じるほどの 清涼感と グラスノートが 時折
感じるようになります。
単体で感じた トースティな柔らかな甘みというより 少しエッジの効いた 甘さを
ガンガン感じるのですが それでもいたってマイルドで 良い感じです。
ニコチンはごく穏やかで いくらでも喫えてしまう感じです。
単体の時より 味のエリメントが増えた感じで 複雑さを増した感じになります。
② について
こちらは ①の延長ということになるのですが アーシーさが増しますし 酸味も増します
味に力強さが増す感じで スパイシーな清涼感よりも タバコ本来のブライトとレッドの
甘みと 力強いアーシーさが グッとバランスよく起ち上がります。
押さえていた双方の特徴が 一気に花開く感じでしょうか。
③ について
この比率になると 流石にレッドバージニア特有の 温かみのある甘みは減退して行き
ブライトバージニアの 少し洗練された シトラス系の 乾燥した甘みと
グラスもヘイも存分に感じる とてもアーシーなたばこ感が 主体となります。
甘いのですが 甘さの質が ①と② とは違いますね。
味が少し高級で 私的には もっとレッドの甘味の良く出た分かりやすいのが
好きかもしれませんし 甘さが中途半端な感じは否めません・・・。
この比率で混ぜるならば いっそ単体でブライトバージニアのライトなテイストを
味わう方が良いかもしれないし
甘さを求めるならば ①と② 迄の比率で 甘さと少し複雑なテイストを愉しんだ方が
いいと思いましたね。
このブレンドは もともと ニコチンが少ないもののブレンドなので
軽くて 甘さも単純で いくらでも喫えてしまうのですが
③ に関しては ややニコチンを強めに感じてしまう気がします
どういうわけなのかはよく分かりませんが・・・。
この辺りの比率の他のバージニアタバコは 多いのかもしれませんが
マクレはもうないし SG も GH も今は品切れ状態・・・なので困ります
GLP のバージニアには ほとんどペリクが入っているし
ストレートバージニアの範囲では なかなかこれといったものがありません・・・。
色々探せばあるのでしょうが この辺りのバルクで 簡単に手に入るもののうちで
実に具合がよろしいですね。
特に レッドバージニアに関しては この 515 RC-1 のような物は他にない感じが
します。 これはなかなか貴重なバルクではないでしょうか。
結論として
この手法による 手短なハウスブレンドは なかなか面白いです
特に ① と ② の間の比率で混ぜると 甘さも増幅される感じで
酸味や アーシーさ グラスノートも加わり 味に複雑さも加わり
美味いと思いました。
もちろん単体でも どちらも楽しめ 違うテイストになりますから
このバルクを揃えると いろいろ その日の気分によって楽しめそうです。
いまはまだ 買ってすぐの葉っぱなので これが 半年以上熟成させると
味も 旨さも出てくるかと思います。
そんな愉しみもあります。
今回 これに気をよくして 追加で 515 RC-1 を 16㌉ 507-C を 8㌉ 注文
したのですが。税金の方が高くつきますね。
このバルク 今の所 味の深みは足りないのかもしれませんが ストレートバージニアとしては充分行けます
単純に 普段喫いの手軽なタバコとしては もってこいかもしれません。
その様に思いました。
充分愉しめますね。
それでは また
パイプランキング
今回は かねてより 述べていた バルクのブレンドについて書きます
どちらもバージニアのみの 混合なので やはりストレートバージニアということになります
ただし ブライトバージニアとレッドバージニアとの混合ということでもあり
かたやフレイク かたやリボン という組み合わせで 湿度の感じも異なるのですが
混合してから なじませるという事はせず ただ単純に混ぜて 味の変化を調べる
という事に限定しました。
何故そんなことをしたかといういきさつは
Sutliff Tobacco Company - Virginia Slices #507-C バルク
Sutliff Tobacco Company - Matured Red Virginia 515 RC-1 バルク
こちらの記事を参考にしてください。
515 RC-1 の方は 良く乾燥させることにより 随分と甘みが増し マクレの
#5100 に匹敵するほどの 喫い味になるのですが
やはり少し単調な感じは否めず 熟成をかけるか あるいは 507-C のような
ブライトバージニアとのブレンドで 複雑さが増すのではないかと考えました。
毎度の登場ですが
こちらの 2種のバルクとなります
このあと 追加で結構な量を注文したのですが
取り敢えずこの 4㌉ずつのバルクを
タッパー状の空き缶に 小分けして使います。
今回は ブレンドするのですが 大雑把に
比率を変えてみます
515 RC-1 と 507-C の比率が
① 2:1
② 1:1
③ 1:2
この3通りでブレンドしてみました。
まず 515 RC-1 の方を
3つに分け
2:1 の方
左が 1:2 右のが 1:1 にするつもりで 小皿にとります
そこへ 507-C をそれに見合う分だけ 合わせたのが
このようになりました
重さを計測したわけではありません 大体の感じ ということでやってみました。
あらかじめ 515 の方を乾燥させたのちに 507-C のフレイクを合わせた
ということになります。
簡単にフレイクをほぐして 軽く混ぜ合わせたのが
これになりますが これは 1:1 のブレンドとなります
それを
似たような 喫い味の バージニア用のパイプに詰めて準備します
これを 順次 点火して 何分か喫い その後順繰りに 同じことを繰り返します
途中で違うパイプに移るので 一回りしたらまた点火を繰り返すことになります。
そうして 喫い味を 比べてみました。
喫い味の比較
① について
515 RC-1 単体の時と比べ 味にメリハリが出ます
かなり甘さがあるのですが ブライトバージニアの シトラスの酸味と 少しアーシーな
香りとともに 少しスパイシーに感じるほどの 清涼感と グラスノートが 時折
感じるようになります。
単体で感じた トースティな柔らかな甘みというより 少しエッジの効いた 甘さを
ガンガン感じるのですが それでもいたってマイルドで 良い感じです。
ニコチンはごく穏やかで いくらでも喫えてしまう感じです。
単体の時より 味のエリメントが増えた感じで 複雑さを増した感じになります。
② について
こちらは ①の延長ということになるのですが アーシーさが増しますし 酸味も増します
味に力強さが増す感じで スパイシーな清涼感よりも タバコ本来のブライトとレッドの
甘みと 力強いアーシーさが グッとバランスよく起ち上がります。
押さえていた双方の特徴が 一気に花開く感じでしょうか。
③ について
この比率になると 流石にレッドバージニア特有の 温かみのある甘みは減退して行き
ブライトバージニアの 少し洗練された シトラス系の 乾燥した甘みと
グラスもヘイも存分に感じる とてもアーシーなたばこ感が 主体となります。
甘いのですが 甘さの質が ①と② とは違いますね。
味が少し高級で 私的には もっとレッドの甘味の良く出た分かりやすいのが
好きかもしれませんし 甘さが中途半端な感じは否めません・・・。
この比率で混ぜるならば いっそ単体でブライトバージニアのライトなテイストを
味わう方が良いかもしれないし
甘さを求めるならば ①と② 迄の比率で 甘さと少し複雑なテイストを愉しんだ方が
いいと思いましたね。
このブレンドは もともと ニコチンが少ないもののブレンドなので
軽くて 甘さも単純で いくらでも喫えてしまうのですが
③ に関しては ややニコチンを強めに感じてしまう気がします
どういうわけなのかはよく分かりませんが・・・。
この辺りの比率の他のバージニアタバコは 多いのかもしれませんが
マクレはもうないし SG も GH も今は品切れ状態・・・なので困ります
GLP のバージニアには ほとんどペリクが入っているし
ストレートバージニアの範囲では なかなかこれといったものがありません・・・。
色々探せばあるのでしょうが この辺りのバルクで 簡単に手に入るもののうちで
実に具合がよろしいですね。
特に レッドバージニアに関しては この 515 RC-1 のような物は他にない感じが
します。 これはなかなか貴重なバルクではないでしょうか。
結論として
この手法による 手短なハウスブレンドは なかなか面白いです
特に ① と ② の間の比率で混ぜると 甘さも増幅される感じで
酸味や アーシーさ グラスノートも加わり 味に複雑さも加わり
美味いと思いました。
もちろん単体でも どちらも楽しめ 違うテイストになりますから
このバルクを揃えると いろいろ その日の気分によって楽しめそうです。
いまはまだ 買ってすぐの葉っぱなので これが 半年以上熟成させると
味も 旨さも出てくるかと思います。
そんな愉しみもあります。
今回 これに気をよくして 追加で 515 RC-1 を 16㌉ 507-C を 8㌉ 注文
したのですが。税金の方が高くつきますね。
このバルク 今の所 味の深みは足りないのかもしれませんが ストレートバージニアとしては充分行けます
単純に 普段喫いの手軽なタバコとしては もってこいかもしれません。
その様に思いました。
充分愉しめますね。
それでは また
パイプランキング
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