鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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カンムリ2024 5/19-② Dペアのそばに巣を構えたFペア D作の協力を得て (^_-)-☆

2024年05月23日 | カンムリカイツブリ
2024/5/19  その②となります

前回はD作の協力を得てついにA-中洲右に巣を構えたように見えるはるみになります
  カンムリ2024 5/19‐① D作とはるみの和解 共同で巣を作ることに…?

今回はこの続きになりますが とうとうDペアの巣とあまりに近いところに巣を構えることになったはるみとなりますが 竜次のことが気になります…
あれほどまでにはるみたちが自分の巣に近づくのを嫌って追い払っていたD作ですが
はるみのお腹の状態を見て 事ここに及んで彼らの巣作りを手伝うことにしたようです
それと同時に自分たちの巣の近くに巣を構えることもD作は許可したように見えます

なんという度量のあるカンムリカイツブリのD作になりますね
自分の巣の近くに他のペアの巣を作られるのを避けるため追い払うのはカンムリの本能になりますが
同時にまた仲間の産卵をを見て何とかしてやろうと思うのもまたカンムリに本質でしょうか
そこには計り知れないカンムリカイツブリの知的包容力というか 度量を感じる次第です


ただ D作の協力を得てめでたく巣を構えることになったFペアのはるみですが
疑問と不安も残ります それは竜次のことになります(竜次は何処へ行ったのでしょうか…)

うがった見方をすると D作が今までの悦子と新しいはるみを同時に面倒を見るということで
D作-はるみ の不倫説が考えられます
人間界ではありそうなことになりますが カンムリの世界ではそんなことはあるのでしょうか…
そんなことも考えてしまうのですがどうやらカンムリの世界ではそんなことは起こらないようです
その事は今回の写真を見ればわかって来るようです
今回はそこが問題となります



先ほどまで巣のそばにいたはずのD作は自分の巣の方へ戻っていったのですが
その後どこに行ったのかはわかりません…
しかしはるみが新しい巣に戻って行き その奥の草の陰にもう1羽カンムリが見え
そのカンムリが右から回り込んで巣材を運んできたのが前回の写真になります

こちらがそのカンムリになります
てっきりまたD作が巣に戻って来たと思っていたのですが
写真をよく見ると疑問が沸き上がります…



すなわち今ここに写っているカンムリが




竜次ではないかと思ったからに他なりません
上の写真を見ると 胴体の色が少し黒く見えますし目が大きく見えます
D作は目も小さく胴体がピンクがかっていましたのでそこに違いを感じます



この巣のある所は薄暗くて見にくく色が出ないのですが
巣材を咥えて回り込んだこのカンムリを見ていると




左に見えるのがそのカンムリになり巣材を巣に運び
その後水の中にいるのですが 胴体が黒いように見えますね
すなわちこのカンムリこそ竜次なのではないかと思うわけです



ここで巣の上にはるみが立ち上がるのですが

巣の上に白いものが見えました!



これはおそらく

1個目の卵だと思われます
この卵を産ませるためD作が協力して巣を作ったのだと思いました
切羽詰まっていたんでしょうね なので自分の巣と近いのにもかかわらずここに巣を作ったんだと思われます D作は竜次と違って巣作りのスペシャリストですからいとも簡単にあっという間に巣を作ってしまいそうです 見るに見かねたんでしょうね……



竜次は巣の周りを





右に行ったり左へ行ったりしていますね



巣の上でははるみが

卵の周りの調整をしているようです



竜次はあわただしくまた
 





向こう側から巣材を運んできます



そして巣の上ではようやく春恵が

巣の上の卵を




抱卵するのでした



竜次は中洲の切れ目辺りまで出かけて
  



巣材を運んできます
多分竜次だとは思うのですが D作とわからんくなるんだよね…




今度は右に出て







巣材を運んできますが
これなんかはD作に見えてしまいます……



   
こんな竜次とはるみの巣作りは続いてゆくのですが
何時しかこちらも追いかけるのを休みます




しばらく経って中洲の向こうを見ると

カンムリが泳いでゆくのが見えますが 誰なのかよくわかりません…竜次には見えますが…




A-中洲右の巣を覗くと相変わらず

はるみの姿が見えますね



その巣のずっと右の中洲の前に巣を見ている

カンムリの姿がありましたが



このカンムリはまた右に

引き返してゆき



そのままA-B 海峡まで出て

水の中に顔を出します
この辺りは竜次の行動範囲になりますが



その真ん中の草のあるあたりを

じっと見ていた後 潜って



巣材を咥えて

また浮かんできます
この顔を見ると竜次であることがわかるような気がしますが



その竜次は A-中洲右の右先端部分から

中洲の脇を巣の方へと






引き返してきます




巣材をまた運んできた

竜次になりますが


  



巣の上では春恵がその巣材をしっかりと卵の脇に

敷くことになります



はるみと竜次の共同作業は

今始まったばかりになります
(竜次がD作に見えて困りますが…)





さて問題のD作は

自分の巣の周りに見えます(時間が少し違いますが…)




水の中のD作と



巣の上の

悦子になりますが



その周りでくつろいでいる




D作になります
やはりこうしてみるとD作の胴体はかなりピンクがかっているのがわかります




遠くB-中洲の横を

カンムリが1羽泳いでゆくのが見えますが
おそらくこれは竜次なのかと思われます




少し経ったのちまたDペアの巣を覗くと今度巣の上に見えるのは

D作で



その前の水の中には交替したばかりの悦子が




くつろいでいるのが見えます
どうやらFペアはA-中洲右に無事に巣を構えることが出来たようです
D作の妨害にも合わずむしろD作の指導を受けて巣作りをしながら
はるみと竜次は成長を遂げたようですね
そんなお話となりました
それでは また
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