鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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カンムリ2024 5/19‐① D作とはるみの和解 共同で巣を作ることに…?

2024年05月22日 | カンムリカイツブリ
2024/5/19  その①となります


Fペアの巣をめぐって A-中洲において縄張り争いが勃発していた DペアのD作と Fペアのはるみ
おなじFペアにおいても オスの竜次の方はA-中洲に巣を作るのは諦めてC-中洲に作ろうとしているのですが いかんせんはるみの方がA-中洲に巣を作ろうとして頑張ります

同じようにDペアの悦子の方はそんなことには無頓着なのですが
巣の安全を考えるオスのD作と Fペアの主導権を握るメスのはるみの間には熾烈な場所取り合戦が広げられていました
と言ってもすでにDペアの方はA-中洲左に立派な巣を構えて久しいのですが
新参者のFペアの方がまだ巣を決めることが出来ません…
そこで D作とはるみの間において争いが続いていたのは前日までのことになります


ところがこの日は一転して新たな展開が待っておりました
というのもはるみが卵を産みそうな状態になったからだと思われます



これは私の想像になりますが 
産卵間際のはるみの状態を目の当たりにしてD作の心に変化が生じたようです
前日までの熾烈な争いは何処へ行ったのか この日はあのD作がはるみと一緒に巣作りをしていました

おそらくD作はまだ若そうなはるみと竜次のペアを見かねて巣作りの指導をしたのだと思われます
本来は自分の巣に近いところに巣を作られるのは避けるのが本能ですが 状況ここに至っては
それどころではなく何をおいても子育てをちゃんとさせてやることを優先したようです
なんとも心温まるお話ですが あながち想像だけではなさそうです

D作のはるみとの二股 とも考えられなくはありませんが どうもそうではなく竜次も入れ替わり
一緒になって巣作りをしたいたようです
なので不思議な関係になりますが 先輩のD作が まだ若いFペアの子育ての指導をしたようなものと考えました


竜次とD作の入れ替わるところもはっきりはしないのですが
明らかに2組のペアが近いところに巣を作ったことはこの日以降の観察からもわかることになりました
その辺りをご覧いただきます。




まずは中の橋付近に巣を構えるAペアになります
巣を覗くと




巣の上で1羽が抱卵しているのが見えますがたぶんオスのA太かと思われます



美子のいそうなところを探しますと
この日は中の橋公園側の西側の水の中に




くつろぐ美子の姿がありました



美子は去年子育てをしたこの水域がとても好きで








巣にいないときはだいたいこの辺りで見ることが出来ます。
抱卵は順調そうですね。





L1-ポイントまで行きますと 中洲小島とC-中洲との間の海峡にカンムリを見つけます


こちらのカンムリになりますが おそらくはるみでしょう



C-中洲の左先端部分を

向こうへ回り込んで



C-中洲の陰に隠れて

見えなくなってしまいます




そのおよそ3分後 B-中洲のこちら側に




カンムリが1羽泳いでいるのを見つけます



このカンムリもやはり

胴体がピンクがかっていますのではるみに見えますね
見失いましたがまた姿を現したようです



このはるみの進行方向には 

B-中洲の脇に出っ張っている去年Dペアが最初に巣を構えた草の小島が見えます



いつもの情景であるとおもいながらこのままA-中洲のすぐ前のC-ポイントに向かいます



そうしますとここで思いがけないものを見ることになります



中洲の前に見えるのは

DペアのオスのD作かと思われます



ということはこの中洲は

Dペアの巣が見える A-中洲左になります
今巣に見えるのは悦子で



水の中に見えるのがこちらの

D作になります 胴体がピンクがかっていて目が小さいでしょうか
顔の髭に黒いところが目立つようです



左端に巣があり

D作は右の方を泳いでいます 中洲の草の感じを覚えてほしいところです



このD作

前かがみになって







C-ポイントの左側に見えますが
この1分後に驚きが待っていました



このポイントからは中洲の切れ目部分を挟んで 右側にA-中洲右が見えるのですが
その中洲の中ほどに

2羽のカンムリの姿が見えました!



先ほどD作が泳いでいたところからはそう遠いわけではありませんので
おそらく1羽はD作で もう1羽は……


同じ写真を拡大しますと




手前に見えるのがはるみでしょうか
そして奥に見えるのがおそらくD作なのだと思われます
先日まではるみを追っ払っていたあのD作が なんと仲良くはるみと一緒にいるではありませんか…



まったく驚きの展開になります







奥でぶるっとしているのは



この顔を見るに

D作で間違いなさそうです胴体もピンクがかっていますしね(竜次はもっと黒いです)



そして驚くのは
はるみの奥に見えるのが

巣に見えるということになります




これははるみになりますが
すでにここに巣があるということは おそらく昨日のうちから共同で巣が作られたのかと思います
その際にはおそらくD作が中心となり巣を作ったものと思われます(想像ですが…)
その時竜次はいったいどうしていたのかも気になるところです




さてD作は様子を見に来たこの巣を離れて

左へ泳いでゆくのですが
青いゴミが見えますから この巣はこのゴミよりもずっと右側になり
後ろの中洲には高い木がありました そんな位置です



D作はごみを越えて





切れ目部分の前まで行きます



中洲の切れ目は

この写真の左になるのですが
A-中洲右はずっと右にまだ続いており
この写真の右端の部分が浮巣のある所になります



A-中洲左には

何の変りもなく悦子の姿があります




はるみは

巣に向かうのですが



この時巣の後ろ側 草の陰に

カンムリがもう1羽いるのが見えました



この右側のカンムリはぐるっと右を回り込んで




巣材を咥えて出てきました
このカンムリが問題になります D作なのか竜次なのか!
以下次回
それでは また
コメント
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