メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

房総の山歩き

2007-12-16 23:44:07 | 山行

今日は暇なんで、房総の上総亀山に行ってきた。で、道に迷った。

歩いたのはJR久留里線、上総亀山駅から亀山湖~黒滝を経て三石山に至るルート。この時期は寒いので、温暖な気候の房総半島はいいと思うんだけど、いかんせん山が無いんだよねぇ。

005_2 左の写真には穴が2つ写っている。右は車道。左は川なんだけど、自然にこういう穴って空くのかな…?人が掘ったにしても、断面がでかすぎるし、謎だ。

ちなみに、黒滝の奥は閉じられたゲートがあり、東大演習林となっている。写真はゲートの奥なんだけど、、、え?閉じられたゲートの奥にどうして入れたのかって?

それは、ゲートを強制突…ゴニョゴニョ(自主規制)。

この2つの穴の間の斜面から山に入りました。なんの案内も出てないけど、よーく見ると道っぽいものがあるんだよ。写真中央のやや上に木の浅橋っぽいのが写っているのわかる?

結論からいうと、ここからすでに道を間違えていたようだ。後になって冷静に考えれば当然なんだけど、こんなところは登山道じゃねえ。

私が持っていたコースガイドには、4つ目のトンネルを抜けたところに登山口があると書いてあった。写真の穴は4つ目のトンネルのはず(数え間違えていたのかな)。。。実はこの道に入る前に、林道をもう少し先に進んだんだけど、登山道らしきものは見当たらなかったんね。そして戻ってみたら、一応踏み跡があったと。

その踏み跡は本当に弱々しいものだった。でも、この演習林が一般開放される時期は1年間でほんの数日。まあ、こんなもんかと思っちゃったんだよね。しかも半ば廃道ながら、踏み跡はちゃんとある。とりあえず前進だ。

はじめからおかしいとは思ったんだよ。なんせ、道が険しすぎる。持っているガイドでは、難易度・危険度とも最低ランクなのだが、尾根上を急なアップダウンを繰り返しながら、時には崖すれすれのところを横断する。これで、もっともやさしいランクの道というのは有り得ない。…でも、踏み跡があるから先に進んだのさぁ。

疑念を抱きながらもかなり進んだとき、踏み跡が唐突にそれまでなぞってきた尾根を外れた。へ?と思いながらも、何故か最初より濃くなった踏み跡をたどる。けっこう下ったとき、いよいよヤバイと思った。ガイドを見ても、コースの途中でそんなに下る感じはない。それに、この踏み跡だ。これって、シカかなんかの獣道じゃねえの?という疑念が湧いてきた。最初から人の踏み跡にしてはちょっと…と思っていたのだが、ここにきてこれまでたどった道が完全に誤りであると判断、来たルートを戻る決心をした。もうこの頃は完全にルートを見失っていて、すっげえ心細いの。こんなところで遭難かー!って。

とりあえず尾根まで登り返し、あたりを窺ったところ、幸運にも杭(境界標?)を発見した。どうやら自分の今いる場所は、人が入ってくる場所には間違いないらしく注意深く探してみると、獣道とは別の踏み跡らしきものがあったので、そっちに行ってみることに。すると、程なくしてちゃんとした登山道に合流したのであった。なんとか生還である。

あとは何の変哲もない山道をひたすら歩いて、三石山に到着。三石観音寺で参拝して帰ってきました。

道に迷った現場は、東大演習林の中。山中いたるところに、人の入った跡があるのは当然なんだよね。今回は所詮房総の低山と思い、ろくな下調べもなしに入山しました。ちょっと、うかつだったかなあ、、、それにしてもこんなところで道に迷うなんて…恥。

007 三石山山頂です。

010 久留里線の終端から見た上総亀山駅。

久留里線は千葉の木更津から延びる、32km程度のローカル線。木更津からここ、上総亀山までの所要時間は1時間ちょい。平均時速30kmですか…。

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