メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

「黙秘」と「記憶にございません」

2010-01-20 23:10:47 | 日記・エッセイ・コラム

とある殺人事件で逮捕された容疑者が黙秘している、というニュースを見て感じたこと。

黙秘するってのは、「私がやりました」って言っているようなもんだよなって。

人が身に覚えの無い容疑で逮捕されたなら、普通否認するっしょ。やっていないのに黙秘するなら、その人はよっぽど肝が据わっている、というかただのアホだもんな。

でも本当の犯人も罪を逃れるために否認するのは珍しくないはずだよね。

そう考えれば、犯人もそうでない人もやる「否認」よりも、犯人だけがする「黙秘」こそが容疑を認めていると同義と考えられるってわけ。

まー容疑者にしてみれば、黙秘している間に言い訳とかアリバイを必死で考えているって事なんだろう。

そういや、汚職の疑惑があったりする政治家がよく言う「記憶にありません」も、黙秘に通じるよな。

やったことを「やっていない」と言ったら、嘘をついたことになる。でも「記憶にない」なら、他人からは嘘をついたと断定できないし、後でどうとでも言い訳できるもんなー。

まあ、今日はそんな話。

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