まつや清の日記 マツキヨ通信

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政権交代後の総合計画に、小嶋静岡市長の苦渋発言

2009年10月28日 | ニュース・関心事
小嶋市長が本音とも弱気とも言えぬ政権交代後の第2次総合計画の厳しさを苦渋の言葉で語りました。今日はいよいよ最終局面、第2次総合計画の懇話会委員からの意見集約の日となりました。本当に色んな意見が飛び交いました。

今後は、今日の取りまとめ後に専門委員による最終協議が行われ、来月10日からパブリックコメントを求め、総合計画を決定していくことになります。それにしても小嶋市長の最後の苦渋発言は、まさにその通りの意見です。

「いろんなご意見をいただきましたが同感です。このあと我々は、これからやっていかなければならない主な事業の、国の直轄事業も入っています、消防署の建設もあります、いつまでいくらかけてやっていくか、決めていくことになります。

しかし、政権交代後の地方財政がどうなっていくかさっぱりわかりません。5年計画は出来ないし、何年先を見通せるか不透明です。理由は財政問題。広く薄くになるかもしれません。より少ない財で効果を考えなければなりません」。

誠に的を射た発言です。これが市議会本会議で答弁されていれば、議員の側も現実の厳しさを認識せざるを得ません。これまで、国政における与党、地元の市長与党、利害代表としての立ち振る舞い、で議員活動・市政運営が成り立ちました。

これからは通用しません。まさに、議員の実力、野党的スタンスが問われる時代が始まったといえます。政権交代後の県議会では、自民党会派が分裂状態となり、まさに市民の政治が求められる時代が始まりました。