逆説シリーズでおなじみの井沢の書き下ろし。タイトルに護憲という文字があるので護憲論者に対するバッシングかと思いきや、それには直接触れず、歴史を振り返ることにより、いかに空理空論を振りかざす「頭の固い権力者」が頭の柔らかい新興勢力にとって変わられたかが書かれている。
戦国時代を制した織田信長から幕末、明治維新にいたるまでの歴史のダイジェストとしても読める。
日本人は「言霊」によって雁字搦めになっているというのが井沢がいつも力説するところである。
いかに日本人が「言霊」にとらわれ、そしてそれによって多くのものを失ってきたかが本書を読めば分かる。
いわば逆説シリーズのダイジェスト版であるが、コンパクトにまとまっているので歴史を参照したいときに役に立ちそうな一冊である。
戦国時代を制した織田信長から幕末、明治維新にいたるまでの歴史のダイジェストとしても読める。
日本人は「言霊」によって雁字搦めになっているというのが井沢がいつも力説するところである。
いかに日本人が「言霊」にとらわれ、そしてそれによって多くのものを失ってきたかが本書を読めば分かる。
いわば逆説シリーズのダイジェスト版であるが、コンパクトにまとまっているので歴史を参照したいときに役に立ちそうな一冊である。