チキチキ読書日記

無駄に読み散らかした本の履歴です。

ル・コルビュジエを見る―20世紀最高の建築家、創造の軌跡 越後島研一 中公新書

2007年11月16日 15時21分36秒 | 建築・都市
それにしても日本人はコルビュジェが好きだな。
かくいう僕も結構好きですけど。
特に後期の彫塑的な形態のラ・トゥレットやユニテ・ダビタシオンが一番好き。
丹下健三が設計した、香川県にある香川県庁舎や県立体育館にもコルビジェの作品の影響がディテールに見ることができて興味深い。

プロローグ 「透明な絵画」から「透明な都市」へ
第1章 革新―幾何学の美
第2章 変貌―幾何学からの転身
第3章 成熟―集合、都市、闇
第4章 日本への影響
エピローグ 遺言―ラ・トゥーレット修道院(一九五九)

越後島研一
1950年(昭和25)、神奈川県に生まれる。早稲田大学理工学部を卒業後、東京大学大学院博士課程修了。工学博士。越後島設計事務所主宰