生涯現役が求められる昨今、アンチエイジングだの若返りだのといった、年をとって「枯れる」という自然の摂理を許さない風潮が全盛である。
筆者はそんな現状に異を唱える、初老の域に入った団塊の世代の人間である。
故に論には説得力があり、リアリティがある。
しかし、60代になったとき、このタイトルのような心境になるのは嫌だなあ。
筆者はそんな現状に異を唱える、初老の域に入った団塊の世代の人間である。
故に論には説得力があり、リアリティがある。
しかし、60代になったとき、このタイトルのような心境になるのは嫌だなあ。
1946年京都府に生まれる。1972年新潟大学医学部卒業。1990年より同大学医学部教授、医学博士。米国学会誌IEEE Transactions on Biomedical Engineering編集委員、学会誌『生体医工学』編集長などを務める。1981年新潟日報文化賞、2001年臨床病理学研究振興基金「小酒井望賞」受賞。専門は予防医療学、長寿科学