チキチキ読書日記

無駄に読み散らかした本の履歴です。

デキる女とダメな男の脳習慣

2008年03月31日 11時43分49秒 | 生き方・ハウツー・スキルアップ
男と女についての著作の多い大島先生の近著である。
やたらと若い男にたいする敵意にも似た警告のオンパレードであるが、的を射た指摘であることは否めない。
ダメな男に比べて女性はしゃきっとして頼もしいというような事を書かれているが、買いかぶりすぎだろう。
最近は女性も似たようなものである。

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第1章 “逆脳トレ”で、日本人の脳は退化しつづける(危機に瀕している日本人の脳;電車ですぐ座る男は、脳もセックスもダメになる;マンガやテレビを見ながら食事する男は、脳も表情も貧しくなる;何をおいてもまずメールチェックでは、脳はますます弱くなる)
第2章 もろい男脳、タフな女脳(男脳と女脳は、やはりちがう;いざというときに度胸がすわる女脳、パニックになる男脳;現代文明の行き詰まりは、男脳の行き詰まり)
第3章 このままでは、ますます男脳は弱くなる(ゲーム脳は、男の仕事もセックスも弱くする;モテない男は、チョイ悪オヤジにもなれない;デキる女も、男脳化すると行き詰まる)
第4章 男らしさ、女らしさを輝かせる脳習慣(脳に活力を与える朝食のとり方;和食は、最高の“ブレインフード”;休日には、パソコンは強制終了;買い物は見て、さわって、試して;車をおりて、歩け、歩け)

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1927年、広島県生まれ。京都大学名誉教授。東京大学医学部卒業後、産婦人科入局。その後、64年より69年までワシントン州立大学招聘助教授。71年に京都大学霊長類研究所助教授、80年に同研究所教授を歴任。