松戸・流山・柏インフィニティ テコンドー ブログ

日々の練習風景を更新中!
限りない可能性の扉をひらけ! 見学無料体験お気軽に♪

あんり総帥、遂に昇段!~総帥感想~

2015年10月02日 | 昇段感想

最後は総帥の登場です。

 

 1級まで二年でばく進。

先輩方をごぼう抜き。地方大会でもメダルを量産。

 一気に全日本大会出場まで駆け上がる。

 

私の最後の世界大会チャンスの年に全てを懸けてくれました。

 一緒に世界大会へ行こう!

 夢叶わず、拍子抜けしてしまい。

 

 その後三年間、1級を締めました。

もう何のためにやってるのか分からない。別に私強くなりたくないし、表舞台に出るのもヤダ!

 

しかしこの間に次々と先輩達が昇級、昇段。

先輩を抜いて先に黒帯は締めたくない。申し訳ない。

本人にとって快く昇段する時が訪れました。

 生まれつき股関節が悪く、とてもテコンドーが出来る体ではありません。

しかし長年私のテコンドーを見て来た分、理解力、分析力はかなりのキャリア。

戦術、身体の使い方を試行錯誤し、なんとか形にしてきました。

自分はさておき人の為に。

の本質が逆に相手の気持ち、行動を先読み出来る力も備えていました。

誰もが苦戦する2対1のマッソギも大勢の受審者の中唯一、2人の相手を圧倒。

 

とにもかくにも通常の人では想像できない程、股関節が悪すぎる。

片足では立つ事すら出来ません。

そのハンデの為、相手の突進力を利用しそれに合わせて攻撃するタイプ。

自分から攻撃するパワーはありません。

その為、自分から力を生み出さなければならない試割(板割り)は大の苦手。

往生際悪くギリギリまで先輩方と練習。

 何とか本番は成功!

見事黒帯を取得!

以下総帥のコメントです。

『30才から始めたテコンドー。

私には、才能がありません。

身体的能力も、武道センスも、格闘への熱さも、

弱い自分と向き合い続ける強さもありません。

仕事、子育て、妻業の中では、自分の為に使う時間もありません。

 

ただ、自分の未熟さに気づいた時、

黒帯の先生、諸先輩方と過ごす時間の中で

「自分もああ成りたい」

と思い続けることだけでここまできました。

 

黒帯になるに、才能は必要ありませんでした。』

 

 

 実はこの、昇段審査の感想は、5年前から決めていました。

まだ道衣も貰ってなく、主人から許可もおりてない時に、まず先に昇段審査の感想を考えていたとは、今思えば最高に生意気でおかしな話ですね。

 

 

松戸道場ができて今年で9年目。

 

創立当初、道場生たちが「自分には才能がない」と言って、次々と道場を辞めてしまった時期がありました。

今の道場を見ていると昔のことが本当だったのか、

自分でも分からなくなってしまうくらいの記憶ですが、その無念さは私がテコンドーを始め、黒帯を目指すきっかけとなりました。

 

黒帯になった自分の声なら、みんなに届くのではと信じ、今日までやってきました。

 

 

長々と生意気なことを書いてますが

本当は、ずっと逃げ出したい気持ちで昇段審査が始まっても、辞退する方法を考えていました。

覚悟を決めたのは、審査課題の1つめ「ファラントゥル準備!」

の号令がかかった時です。往生際が悪すぎます。

 

そんな私が審査の場に一人で立っていられたわけはなく、

ご指導下さった先生、先輩方、道場生、家族、仲間の力が

私の背中を支え、立たせてくれていました。

 

今となって分かることは、

テコンドーは、強い人や立派な人が始めるものではない。

弱いから、未熟だから、だからこそ武道を習う。それで良いんだなと。

この当たり前のことがようやく分かった気がします。

未熟な私だからこそ持ち続けていた、

変わりたい。

その気持ちさえあれば充分だったんだなと。

黒帯を体得した今、さらに未熟な自分を痛感していますので

今後は今まで以上にやります。

 

最後に、5年前は全く想像できなかったことを書かせて下さい。

 

 

 

黒帯になるって、めちゃくちゃ嬉しいぞ!!!

 

 

寺島杏理

 

 

本人曰く想像以上に嬉しかったそうです。

こんなに嬉しいならみんなにも是非味わってほしいと言っておりました。

(また人のこと笑)

いや味わせなきゃダメだよ!っと注意されました。

 

と言う訳で、

みんな頑張ってください!(*^_^*)

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 男気、三石さん 見事黒帯へ! | トップ | はつけんざん! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿