天覧競馬となった天皇賞秋は一昨年の日本ダービー馬エイシンフラッシュが直線内埒沿いから抜け出し優勝した。
同馬は日本ダービー以来の勝利がG1勝ちとなりG1は2勝目。騎乗したデムーロ騎手、管理する藤原英調教師は天皇賞秋初制覇だ!
レースはシルポートがスタートよく飛び出し、3Fー34.8秒。5Fー57.8秒。勝ちタイム1.57.3秒。
2番手にカレンブラックヒル。3番手ダイワファルコン。4番手に2着フェノーメノ。勝ち馬のエイシンフラッシュは中団内め。直線はカレンブラックヒルが逃げ馬を追いかけ、その後ろからフェノーメノ。勝ち馬はきれいに前が開いた内から追い上げて2着フェノーメノに半馬身差付けてゴールした。ミルコデムーロ、本当に今日は素晴らしい騎乗。
勝ったエイシンフラッシュは、昨年、速いペースに巻き込まれた馬。確か、直線は一旦抜け出した競馬だったが後方に構えた馬に交わされて6着。今日は中団に構え、直線は開いた内から差し上げ優勝。
速いペースの競馬で結果の出ていない馬だったが、キングスベスト産駒。母系はスタミナ豊富なドイツ血統馬。こういう速いペースの展開も向く血統馬。今年はせわしい快速ペースを経験させた毎日王冠から始動したのも、ここに繋がった結果になった。これはもう、ジャパンCでも注目馬!絶対に買う。
惜しくも2着だったフェノーメノは、僕に言わせれば、ほぼ完璧な騎乗。完全に勝ち馬に内を掬われた一戦。東京コースは走る馬。ジャパンCに出走してくればこれまた、狙いたい馬だ。
ルーラーシップは、完全に太目残りと思い、このレースでは外したが、危ない危ない、出遅れて後方からの競馬だったが脚はすごい。この馬はプラス18キロの馬体は成長分か?太くはなかった。内を回した勝ち馬と上がりは同タイム(33.1秒)最速上がり。本当に恐ろしい馬。次は要注意。
ダークシャドウは外目外目のロス競馬。差のない競馬になったが最後は伸び切れない。福永騎手ももう少し泥臭い乗り方ができないとね。
無敗のカレンブラックヒルは、こういう展開は、今回のG1舞台だときついね。でも、この馬は強い競馬をしている。前から流れに乗って早めにシルポートを捕まえにいった競馬だったし、5着に粘ったのだから。ただ、やはりマイル路線がいいのでは?と思う。
天皇賞秋はサンデーサイレンス産駒は強いが、サンデーサイレンスの父系の馬で優勝となるとスペシャルウィーク産駒のブエナビスタだけ。
やはりグレイソヴリン系のジャンポケ産駒などが強いのだが、キングズベスト産駒のエイシンフラッシュも優勝するから、血統的にはなかなか読みづらいレースではありますね。
まあ、当てたから良しとしますか!
でも、ミルコデムーロ、下馬しての感極まった涙。。。カッコよかった
【結果】
1着:エイシンフラッシュ
2着:フェノーメノ
3着:ルーラーシップ
4着:ダークシャドウ
投資額 3000円
回収額 32500円
収支 +29500円
累計収支 +164200円