今日は、本の紹介。
熊本にいる某課長が紹介していた本です。
「キュレーション 収集し、選別し、編集し、共有する技術」
僕は警察小説が大好きで、佐々木譲や今野敏、誉田哲也等々、読み漁っているのですが、たまには読んでみようとこの本!
キュレーションとは、もともと博物館や図書館の館長(Curator)からきていて、展示物を整理して見やすくする、もう少し深く意味をとると『独自の価値判断で整理して示す』という意味だそうです。
最近、情報多いですよね。
お腹いっぱいですよね。
たまに、何が何だかわからなくなることもありますよね。
その中で、台頭してきたある意味、新しいプロの形、コンセプトだと思います。
僕なりの?解釈では・・・以下のようなことができるプロフェショナルが存在できるという理解です。
自分のセンスや主観、ネットワークで情報を収集し、独自の基準、価値判断、切り口を通して、その情報に意味を付与して、分かりやすい文字や画像、その世界観や背景も含めて、他人に共有する
センスと言ってしまえばそれまでですが、自分自身でコンテンツ(情報)を作らなくても、人が喜ぶ、価値を感じる情報を生み出すというコンセプトはいかにも「今風」なプロフェッショナルのあり方なのかもしれません。(特に、最近、よく感じるもので)
仕事のアイデアもキュレーションという視点で見るともっと新しいアウトプットができないのか、検討してみたいと思います。
そして、書籍の最後の方にある、クリエーションとキュレーション。
この2つのバランスやそこで出てくる価値についても併せて、考えていこうと思います。
ということで、今日は、「最近、読んだ新しいコンセプト」のご紹介です。コンテンツビジネスに取り組む人には、お勧めだと思います。