帰ってきた、ニクイあんちくしょう。Ninja1000とメッツラーM5再び

2014-09-17 23:00:00 | バイク (メンテ)



フロントタイヤのスリップサインがでました。



早いもので、タイヤを替えてから11か月。
そろそろお役御免の時が参りました。

































1万キロちょいですが、リヤタイヤはあと2000kmぐらいはいけるんじゃないでしょうか。



このBT-016PRO
前回のメッツラーM5がツーリング中にパンクしてしまい急遽交換となったタイヤ。
急場しのぎにと前後セットで一番安いタイヤをと思い購入したんですが、
結果的には思っていた以上の性能と耐久性に優れたタイヤでした。
































もちろん型落ちですが製造日は2013年の37週目ですかね。



今でも量販店で安売りされていますけど、もともとは忍千をはじめ数々のバイクのOEMとなっているタイヤです。
操作性は極めてナチュラル。グリップも十分でした。

振り返ると当初それまで履いていたM5と比べてどうしても見劣りするような気がしてましたが
実際には似たようなフィーリングのタイヤだったと思います。
フロントはしっかりとブレーキが効いて向き変えのタイミングが分かりやすいですし、
リヤはどっしりとしていてトラクションをしっかりかけてやればグイグイと尚且つ不安のない綺麗なラインで曲がってくれる。

あれ?こんなに走れるタイヤだったっけ?とうのが2度目の印象。
基本に立ち返るという意味でも使って良かったと思います。
ライフも丁寧に乗れば、スポーツタイヤとしては十分持ってくれた方だと思います。





















で、前述のとおりまだリヤタイヤがいけそうな感じだったんですが、

























この通り。



微妙なタイミングで前後セットが売りに出ているのを見つけてしまいまして…


































逆らえませんでした。



タイヤ替えるときは前後同時に変えたい派ですし、山が残っているとは言えタイヤのおいしい時期は終わっています。
ツーリングのトップシーズンである秋を我慢しながら乗るのももったいないと決断しました。


































METZELER SPORTEC M5 INTERACT



再びこいつを履くことになりました。
































製造は2014年の4週目だから今年の1月ですかね。


































「ヒザスリタイヤ」という異名を持つこのタイヤには、このような傾きゲージが彫られてます。




































象ももちろん健在



私にとっては消えそうで消えない「ニクイあんちくしょう」です(笑)



































そんなわけで早速慣らしをしてまいりました。



当初はどこかロングに出て徐々に慣らしていこうと思っていたのですが、
慣らしはやっぱりよく知った道が良いだろうし、しょっぱなから高速で真ん中だけ減らすのももったいないと思い、
前回同様碓氷バイパスに出ました。
































ダイナミックなクネリが特徴の碓氷バイパスはタイヤ慣らしにはもってこいの道路です。



もちろんタイヤ慣らしだけでなくても最高に楽しい道路ですが(笑)
































確かめながらだんだんとバンク角を深め、タイヤの使えるところを増やしていきますよ。




































最初の慣らしを終え、タイヤを確認。

フロントはまだ3~4センチのアマリング。



































当然元気に走り回っているあんちくしょう。




































こちらはリヤタイヤのあんちくしょう。



なんかバカにしているような顔にみえるぞ。


































ってことでこの後も象撲滅運動にいそしみます。





























299号でちょっとタイトな登りコーナーを走り




































146号の高速ミドルコーナー




































おなじみ2度上げ峠のタイトコーナーやヘアピンコーナーを抜け、




































そのあとのハイスピードコーナーへ。




































さらにしつこく裏榛名も(笑)




























しっかし。
やっぱいいわ、このタイヤ。



























コーナーリングに入るとタイヤの接地面積がものすごく広がって感じるんですよね。
そして旋回中のラインが全然ブレないから安心して腰を落とせるし前傾姿勢も取りやすい。
そのおかげで腕に余計な力も入らない、と何から何まで良いことずくめ。



これに比べるとBT-016PROは若干ですがフロントが逃げるというか、よれる感じがあってちょっと不安になることもあったんですが
M5にはそういった迷いみたいなものが全然ない。

切り替えしも決して軽快なタイプではないんでしょうが、
寝かしこみも立ち上がりも超安定しているので動作がとても自然。
忙しさを感じさせないというか、身体をどう動かせばよいかタイヤの方から教えてくれるような気さえします。





























楽しくて楽しくて
飲まず食わずでろくな休憩もとらず走りっぱなしでがんばりましたが、




































アイツの方は頭と鼻先をなでるだけで精一杯のようでした。



アマリングも2mm程ありますね…(^_^;)



今後もまた中間報告など含めてインプレしてまいりますのでよろしくです。



















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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mercury77)
2014-09-18 00:29:21
えらくお気に入りのようですね~

確かに評判もいいですよね~
先日行った用品店でM7を見たら履いて
見たくなりましたよ(笑)
ドイツ製だったのもポイント高かったです。

CB750Fいらい久々のメッツラーも
ありかも?
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おもしろいですね (しびすけ)
2014-09-18 06:57:36
タイヤ全部使い切れば消えるようなギミックがあるんですね、面白い~。
ワタクシなら、象さんの遥か頭上を走ってると思いますが・汗

うかうかしてると秋が終わっちゃいますね、早く走りに行かなくちゃ~
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管理忍 (みちろう)
2014-09-18 22:44:09
>mercury77さん

まあ同じ理由で敬遠している人も相当数いると思いますけど、
逆にいうとこの時期ピレリとしては絶対にコケるわけにはいきませんからね。
もしこれで品質管理を問われるような事態が発生すれば企業にとって待ったなしの死活問題ですから。

http://www.m-bike.sakura.ne.jp/?p=35253

http://www.m-bike.sakura.ne.jp/?p=37255

もちろん使う使わないは自己責任ですけど、
私はあえてこの時期なら大丈夫と踏みました(笑)
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管理忍 (みちろう)
2014-09-18 22:49:24
>しびすけさん

まあほんとはそのための象じゃないと思いますが、
みんな消そうと一生懸命になっちゃうみたいです(笑)
でも消せる消せないはともかく端っこまできれいに使えるタイヤだと思いますよ。
前回は梅雨前から夏にかけて履いたタイヤなので
今回これから寒くなる時期にどれだけ性能を落とさずにいられるか
大いに見ものですね。
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Unknown (ラーク)
2014-09-19 08:13:39
やっぱり前後は一緒なのねf(^_^;
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管理忍 (みちろう)
2014-09-19 23:39:59
>ラークさん

いやいや、前後でバラバラの人もけっこいると思いますよ。
私も今後高速乗らなくなるとますますフロントのペースが上がるはずですから、
次はどうなるかわかりません(笑)
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こんばんは (SevenFifty)
2014-10-04 00:44:37
こんばんは。
SevenFiftyです。

わたしのブログのコメントより。
>あ、もうビニール容器のお茶は無いんでしたよね
いいえ、存在します。
URLを見てくださいね。
*ttp://hamayoshi.ocnk.net/product/1068
ツーリングのお供にでも良いでしょう。
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管理忍 (みちろう)
2014-10-05 23:00:02
>SevenFiftyさん

一生ツーリングに行きつづけないと消費できない数量ですね(笑)
あのビニールの溶けた匂いがまた…
あ、これはその風がは味わえないのかな(笑)?
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