大切な場所

忍千のポジションランプが切れてしまいました。







よーく見ると、少しばかり生きているようにも見えます。




今回は向かって右のポジションランプが切れましたが、GW期間中に左のポジションランプも切れて交換したばかりです。
まあ、片方のランプが切れれば当然寿命は同じぐらいなのでもう片方も切れて当たり前なのかもしれませんが、
2週連続でとなるとちょっと気になってしまいます。




ともかく交換しなくてはということで、今回はポジションランプをLED化、
加えて、暗いと思っていた純正のヘッドライトバルブを交換してみます。


ヘッドライトバルブはともかく、ポジションランプの交換をするには、忍千のカウルを外さなければなりません。













ありがたいことに、今はインターネットを漁ればそれなりに情報を得ることができます。
不器用な私でもなんとかカウルを外すことができました。
















今回用意した商品はこちら。





ヘッドライトバルブ
PIAA スーパープラズマ GT-X H7

ポジションランプ
Absolute Power LED













まず、切れてしまったポジションランプを取り外します。


















で、こちらが同じT10規格のLED



初めて見ましたが、電球って形じゃないんですね。
















特別な加工もなくそのまま挿せるようです。

















半信半疑でスイッチをオンにしてみると、



あっけないほど簡単に点灯しました。
けっこう明るいです。


























さて、お次はヘッドライトバルブの交換。




























こちらもアクセスに苦労せず。
保護しているゴムを外し針金のストッパーを外してやると、簡単にバルブを取り出せます。



これがもともと付いていたバルブ















で、今回取り付けるバルブです。




いかにも青紫色の光を出しそうですが、実際は通常のライトと大差ありません。

















色合い的には右のHIと比べてもほとんど差は感じませんが、肉眼で見ると今回交換した方が若干白っぽく見えます。
明るさは通常のバルブの30パーセント増しとのことですのでそれほど期待はしていませんでしたが、
向かって右のHiと比べても分かる通り、思っていたいよりも明るいです。

まあ、それでもHIDに比べれば見劣りはしますけれどね。
実際初代忍千に付けていたAbsolute社製のHIDはとても明るくて重宝しました。


しかしツーリングの最中にもしものトラブルがあった時のことを考えると、
ハロゲンバルブなら簡単に取り換え可能だしなんといっても安価です(笑)。
ということで2代目忍千に関しては今のところHID化は考えておりません。
















左右のLEDはこんな感じです。



















因みに夜になると青みが増して見えます。ある意味良いアクセントになってこちらも満足。



ヘッドライトバルブも夜の方が白く見えますね。




















さてさて、不器用な私をよく知っている方は今回「あれ？」と思ったかも知れません。
今までならこういう作業は全部部室（又は、かもじろ～さん）に頼ってきました。

ご存知の方も多いとは思いますが、この部室（と私が勝手に呼んでいた場所）が、今月6月いっぱいを持って閉じることになったのです。
過去の記事を漁っても定かなことは分かりませんが、初めて出入りするようになったのは2007年の春ぐらいなので
それでももう6年のお付き合いとなります。

バイクのメンテはもちろんのこと、用も無いのにお邪魔しては「あーでもない、こーでもない」と何時間も入り浸れる（営業妨害ともいう）、
私にとってとても大切な場所でした。

41年間という長い歴史の中で関われたのはほんの僅かですが、私にとってのこの6年間には大切な思い出がたくさん詰まっています。
無くなるのは本当に寂しいし、これからのことを考えると不安で仕方ありません。

でも部室は無くなっても、ここで出会えた仲間とはこれからも続いて行くはずですし、
店長さんやそのご家族とも変わらずこれからもお付き合いさせて頂ければと思っています。


大切な場所。
私がバイクに乗り続ける限り、ここは永遠に私の記憶に残るでしょう。



「忙しくなるのイヤだから、お店のことをブログに載せないでね」って言われ続けてきましたが、
もうそれも解禁です。

今まで本当にお世話になりました。
たくさん、たくさん、ありがとうございました。