新・シュミのハバ

ついに、定期小説の更新スタート!!!
いつまで、続くのやら・・・。

最高におもしろかった二本!!!

2007-02-05 00:11:40 | 映画
さて私立の入試も終わったので、前期試験に向けて勉強しなければならないのですが、今日は一日中映画を観まくっていました。
今日見た映画は二本とも絶品です。

まず、一本目は韓国の怪獣映画「グエムル-漢江の怪物-」!!!
これは怪獣映画としては久々におもしろかった!!!

この映画の良さは何と言っても一筋縄にはいかない馬鹿さしさと、充実した内容ですね。
まぁ、この真面目でない感じ・・・かなりおもしろいです。
といっても、真剣に見たらダメです。
全然期待せずに観たら、意外と楽しめたなぁ、という充実感に満たされます。
今の映画界に必要不可欠な映画といって構わないでしょう。

全体を通してツッコミどころ満載なのですが、やっぱりリアルで変な怪獣と、役者陣の演技の良さは抜群です。
役者一人ひとりにちゃんとしたキャラクターが用意されていて、見やすい設定の中、娘を助けるために奮闘する駄目で頼りない父親の姿がいい味を出してます。
途中途中に散りばめられたクスッと笑える台詞も、飽きさせない演出として良い効果を与えてましたね・・・。

ストーリーを言ってなかったのですが、簡単に言うと良くありがちな、突然現れた怪獣が街を荒らしまくって、その怪獣にさらわれた娘を助けるために家族全員が怪獣退治に行くというストーリーです。
シンプルですが、あてにならない軍や警察からの逃亡や、切ないラストなど、サイドストーリーもなかなかおもしろいです。
そしてそして、情けない父とオリンピック銅メダルの姉と影の薄い兄と毒舌のじいちゃんから構成された家族のキャラは最高です。
最後も、しょーもない終わり方かなと思いきや、なかなかまとまっていて、すっきりしました。

とにかくとにかく、傑作とまでは行きませんが、暇つぶしには最適の映画と断言しましょう。
たぶん、誰が見ても損をした気分にならない映画です。

で、二本目に観たのが人気少女漫画の実写版「ラブコン」。
これも、おもしろかった。
普通の甘ったい恋愛映画は嫌い、っていう人に薦めたい映画です。
っていっても、無茶苦茶浅くて軽い映画なので、セカチューとかの恋愛映画好きの人には全く薦められません。

ま、遊び心満載の映画で、南海キャンディーズや温水洋一や、田中要次、はたまたオール阪神巨人など脇キャラがいい味出してました。
僕は漫画を読んでないのですが、藤澤恵麻&小池徹平コンビはぴったりだと思います。

あと、なぜか人間観察&解説としてちょくちょく出てくるムツゴロウさんが個人的に凄いツボでした。

ま、恋愛映画としてはありがちな展開&ストーリーですが、演出がバラエティ番組みたいで、飽きない。
「めちゃイケ」とかの放送作家「鈴木おさむ」が脚本を書いてるので、そこらへんは当然プロフェッショナルです。

まー、キャストの演技がうまい!!!
ギャグ漫画のスピード感溢れる掛け合いに、うまく乗ったキャストの演技が、完璧でした。
玉置成実とか、ホントに映画初出演かよ!と思わせんばかりの演技力でした。
普通にドラマを何本もやってる女優みたい。

ま、この映画・・・漫画の映画化にしてはうますぎる。
スタッフは元より、キャスト陣がうまくはまっていたので、こんな映画が出来上がったのでしょう。
みんなに薦めたい、一本です。
こちらも暇つぶしに最適。

あと最後に、南海キャンディーズの山ちゃんのためにも、エンドロールが流れても消さずに、最後までみてあげてください。

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