あしきこと（？）

とうとう堤義明前会長が逮捕ってコトになってしまいました。
有価証券報告書の虚偽記載とインサイダー取引と云う容疑で。。。
また日本の古き時代の体質にメスが入れられたってコト？

今回のことは犯罪に当たると云う事では明らかに「悪しきコト」で
公平公正で開かれた経済社会と云う意味ではよきコトでしょうが
日本経済にとってホントにこれでよいのでしょうか？

普通に考えれば「清きコト」「正しきコト」は良いことだけど
「水清ければ魚棲まず」ってことわざもあるように
正しさだけでは息が詰まって生きていけない・・・

公平公正で開かれた社会って良さそうな感じだけど
決断力・推進力って考えたときに力不足で動きが悪いし
一番心配なのは責任の所在が曖昧になってしまうコト。

「無責任な責任者」が代表を張るような会社が沢山できて
刹那的・短絡的な利己主義の経営がポリシーも無く営まれ
先の見えない将来に希望も誇りも持てない社会にならないかと・・・

古き時代の日本はあしきものばかりではないはず。。。
「責任は俺が取るから思い切ってやれ」って言える経営者が
強引に引っ張ってきたから今の日本があるとも云えないかな？

価値観の複雑な時代だから善し悪しは一概には言えないケド、
「清濁合わせ呑み」って云う行いの中から価値観を見出し
未来につながる誇りある生き方をしていきたいものです。