動物とおっちゃんの日常風景

喘息・椎間板ヘルニア・胃食道逆流症・過敏性腸症候群。しかし、動物や私的な病気どころではなくなってきたこの国の将来。

還暦死

2014年10月11日 | 日記
近所で還暦になった年に亡くなった人がいる。

大手の電機メーカーに勤めていたがリストラに会う。
50を過ぎてからの再就職は難しい。

奥さんがパートに出て一家を支えていた。
勿論、本人も本気で探せば仕事はあったかもしれないが・・・。

いつもどおりに奥さんのパートが終わる時間になっても夫が迎えに来ない。
不思議に思って家に電話する。
高校生の長男が電話に出た。

二階で昼寝しているお父さんを起こしに行った。
そので息絶えているお父さんを発見。
救急車が来た。

脳卒中だった。

せつない・・・。

だが、60はまだ早いが・・・。
人間誰しも死なない者はいない。
いつかは必ず死ぬ。

いつ死ぬか。

脳卒中・心筋梗塞・癌・認知症・難病・・・。
いずれにせよ、最後は寝たきりなる。

寝ているうちに死ぬことは無念だろう。
しかし、本人にそれはわからないままだ。

上記の疾患はいずれも辛くて苦しい・・・。
死んだほうがまし・・・。

簡単には結論が出ないが・・・。

外国では末期の癌で、安楽死を選び、ネットで公表した人が話題を呼んでいる。
自宅のベッドで死ねるように、すでに医者から薬を処方されているという。

生きることと死ぬことの境は何だろう?

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