動物とおっちゃんの日常風景

喘息・椎間板ヘルニア・胃食道逆流症・過敏性腸症候群。しかし、動物や私的な病気どころではなくなってきたこの国の将来。

詐欺師

2011年01月17日 | 動物
今日は初診のマルチーズちゃん。
16歳で後足の膝関節の脱臼。
十字靭帯が切れてるようだ。
レントゲンでもわかるまい。

高齢で外科手術を望まれないので、痛み止めで様子をみることに。
歯石も取ってあげたいが、これも高齢で全身麻酔を避けたいとのことで断念。

聞けば、この子は生後3カ月くらいで、乳がんの手術と子宮卵巣摘出手術と肛門嚢切除手術をやったのだという。
総額で100万円くらいかかったらしい。
夫婦には子供がなく、ワンちゃんが子供のように可愛いという。

しかし、子犬に乳がんとは・・・?
それに、避妊手術に100万円とは驚きを通り越して憤りが!!!
肛門嚢切除手術もしなくてもいいのに。

高崎と安中にある大きな動物病院だという。
しかも、この子の前に飼っていた老犬が脳梗塞になって入院して、総額80万円くらい支払ったのだという。
犬に脳梗塞とは無茶苦茶な診断だ。

聞けば、片方に頭が傾いてクルクル歩き回っていたそうな。
それは老犬特有の病気。
前庭疾患と言う疾病で、せいぜい3日間の入院で治る病気だ。

ヤラズぶったくりとはこのこと。
獣医師とは名ばかりで実は「詐欺師」だ。
獣医師会でも幅を利かせてる悪徳獣医だ。

こんな事を一部の獣医がやってるから、動物医療が胡散臭いものに思われてる。