Marcel Engh, Vice President, Brand Entertainment, SONY BMG Europe
デジタルエンタテインメントとその機会
デジタルネットワークの拡がりは、音楽会社にとってチャンスだ
マーケティングの道具が増えるということ
そして、マーケット自体が大きくなるという利点がある。
実際、この2年で市場は40%増になった。
デジタルパラダイム時代では、新しいマーケティング手法が必要だ
ブランドがコンシューマに好意をもってもらうには
Contents(コンテンツ)がkeyなのだ
インターネットが発達したことによって、音楽は、“持ち物から経験”へと変化した。
音楽はCDなど買うというものから
いつでも携帯し、聞くという経験へと変わったのである。
またネットワークによって人々をつながる。
それ、はブランド構築につながっていく。
引き込まれた人は”お客様”になっていく。
SBXはソニーBMGのエンタテイメント・エージェンシーだ
ソニーBMGは キャンペーン立案の3要素としている。
1.「Contentコンテンツ」・・・ミュージック
2.「Endorsementsエンドースメント」・・・イベント
3.「Programmingプログラミング」・・・コンテンツの作成
デジタルのディバスに乗せて広げていく
事例として歌手のPINKとコラボレートしたPSPを取り上げる
そこでアーティストをブランドとみなし
アーティストのイメージを分析した
PINKを起用し
彼女自身のシークレットライブパフォーマンスを行うこと
シークレットライブのチケットがあたるようにWEBで受け付け
登録者にのみツアーの秘蔵映像を公開する
音楽とPSPがマッチする点は
音楽が聞ける、PVが見えるという点。
プロダクト自体のキャンペーンとアーティストのキャンペーンを合わせること
価値が相乗した。
施策の結果は大成功である。
女性顧客を獲得できた。
実際、WEBサイトに登録した人
40%がPINKコラボPSPを買ったのである
thank you!
展示会場では、明るいお姉さんが迎えてくれた
「イ尓 好!」
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日本企業ですね。がんばって欲しい。
マーケティング新潮流 beijing1
展示会場風景 beijing2
最新メディアバイイング beijing3
総合広告会社と専業広告会社 beijinn4
中国オンランインコミュニティ beijing5
Jean-Paul Edwards, Head of Media Futures, MG OMD
現在のマーケティングには2つ注目すべき領域がある。
ひとつがDigital Marketing、もうひとつがExperience Marketing。
デジタルマーケティングとエクスペリエンスマーケティング
お互いが相互作用することで価値が高められる。
例として、singstar(ハンディカラオケ機)での事例を紹介したい。
3週間限定で、cafeイベントを実施。
テーマごとに分けられたラウンジには、ドレスアップしたお客さまが多数参加。
チケットは、すぐに完売。
マイスペース内で話題となった。
マイスペースには、サイトに訪れたユーザも自分の音楽の趣味などを残していく。
事前に用意された歌手用のWebサイトでは、イベントのプロセスを公開。
ブランドイメージをユーザに強く訴求した。
イベント終了後はユーザはモバイルでフォトをダウンロードすることができる。
さらに、イベント参加者ユーザには特別仕様を提供。
さまざまな施策により効果的なExperienceを達成することができた。
将来的の方向性
オンラインやオフラインのテクノロジーが発達すれば、
今回を上回るカフェでのイベントに挑戦したい。
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ユーザに感動を与えていくことの価値
このパターンは日本にも事例が多いと思います。
しかし、日本の場合はクリック数とかコンバージョン率に話が
言及しがちですね。
今回のプレゼンでは、全くそういった話はなかったです。
因みに彼のオフィスではLivingを新装したとのこと
広告主は、ユーザーの気持ちになれるらしい
http://www.imakenews.com/omd/e_article000521362.cfm?x=b11,0,w
今更気づいたこと
avex松浦氏が同い年
随分、差がついたものだ。
いまからでもやってみよう。