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ADtech 2007 SF どんな会社に投資をするのか?

2007-04-28 08:06:09 | ad:tech

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どんな会社に投資をするのか?

4人のベンチャーキャピタリストが投資について語った。

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エコノミーはヘルシーである。

Web2.0のサービスに投資する場合には、ビジネスモデルに着目する。
エンターテイメントデジタルメディアは、若い人に人気があり積極的に参加している。
ただし、よくみてみると、デジタルメディアに、実際、お金を払っている世代としては、OLDなのである。
消費者は、今や世界中に分散されている。
いまから5年以上前は,ちょうど銀行のATMマシンのようであった。
投資した先から、どんどんお金がでてくるようなビジネスモデルが明確であったのだ。
いまは、投資先にとって必要なことは、さまざまな情報を集めたり、自らがディールになってビジネスモデルを立案していく。
スタートアップの競合も激しい。
しかし、長期的な視野で考えれば、すぐれたビジネスモデルを組んでいるところが成功を収めるのだ。
エコノミーはヘルシーなのである。

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Roger McNamee Elevation Partners社 MD(左より)
Alex Gove Principal Walden Ventuer Capital
William C.Park Entrepreneur
Saja Rashtchy Jaffray&Company MD
Neil Garfinkel Francisco Partner

ISPにもチャンスが訪れる。

知恵を絞れ。
リジェネレーションな広告を、完成させたところが成功する。
それらがYahooやGoogle を脅かすであろう。
ISPは、チャンスがある。インフラを握っていることは重要である。
Googleの動きは目が離せないであろう。
最近ではGoogle Videoに自分の宣伝をしている人が多い。


ADtech SF The State of the Industry

2007-04-27 16:14:57 | ad:tech

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広告業界ではコンタクトポイントという考え方が主流である。

このスピーカーはちょっとおしゃれな表現をした。
セレンディピティ

セレンディピティ
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2003-04-25


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成果はSerendipity(偶発的な出会い)に現れる。

The State of the Industry

最初のカンファレンスでは、P&G社、モトローラ社を迎えてパネルセッションが行われた。

何ができるのか?やってみろ!(P&G社) 

94年からデジタルマーケットプロモーションを実施してきた。最初は、CEOから与えられた予算は年間4億円。
成功にむけトライアルを重ねた。しかし結果は、何もおこらなかった。最近では、ソーシャルメディアが立ち上がっている。
P&G商品のブランドアップをそれらで、それらで行うようにしている。
P&G社としては従来のテレビを中心としたメディアは、重要視していて予算を減らしているわけではない。
Web上でのマーケティングでは決まった手法があるわけではない。
経営陣からはインタラクティブ分野では、何ができるのか?「やってみろ!」と言われてきた。
顧客のロイヤリティを維持していくことにインスパイヤしていく。

すべてがオンラインへ(Interactive AD Bureau)

先ほど、Web広告の売上の99%がTOP10の会社に集中されているという話がでていた。
そのことは「しょうがないこと」と思う。
ビデオ、アドコンテンツすべてが今後も続々とオンラインになっていくであろう。

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Syeryl Draizen  Interactive AD Bureau GM(左)
Barry James Folsom Motorola GM(右)

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Bob Moore Publicis Chief Creative(左)
Ted McConnell P&G Director(右)

Serendipityな出会いが効果的(モトローラ社)

セットトップBOXに注目している。TVだけではなく、さまざまなメディアに情報が統合される。
そのなかでお客様と商品とのSerendipity(偶発的な出会い)がおこるであろう。
そのことは、広告の立場から考えれば、大きなビジネスチャンスとして注目している。

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Drew Ianni  ADtech Chairman

主催者であるアドテックの責任者は、セットトップBOXの影響に肯定的な発言をした。


ADtech2007 SF aQuantive

2007-04-26 00:36:21 | ad:tech

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米国最新オンライン・マーケティング事情を語る。

ADtech開幕日である4月24日(現地時間)Keynote Presentationでは、aQuantive社がオンライン・マーケティングの最新事情を紹介した。

要約:

考え方は、前から変わっていない。

Webマーケティングの世界は、とても活況である。
2001年から毎年40%の伸びを続けている。
しかも、マーケットが上げる利益のうち99%をトップ10の会社が占めている。

2008年には、米国もテレビのデジタル放送が開始されビデオ・オン・デマンド、マルチプル・チャネルほかのサービスが本格的に普及時代にはいる。
しかし、テクノロジーやサービスが高性能化していても、根本的な考え方は、Web1.0の時代から、それほど変わっていない。
前の時代は、Web上で、どんなにいいサービスを提供していても、相手が64Kのモデムであったため、うまくいかなかった。
モバイルについては、いろいろ語られてはいるが、私は「あんな小さな画面で何をするのか?」と思っている。

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ソーシャルメディアは、広告収益モデルから企業マーケティングツールとしての存在価値を獲得しようとしている。
さらには、個人のブランディングに寄与するモデルとしての価値も見い出されている。
デジタル技術が進歩してアクティブに使われるようになるとインタラクティブな情報交換が盛んになる。
そこでは、さらにクリエイティブが力を発揮していくだろう。
ビデオ・オン・デマンドが本格的に普及していくと、CMの世界はどうなるのか?

TiVoユーザーは、コマーシャルをスキップする。TiVoでは、それを逆手にとっておもしろい試みが行われた。
プリウス、BMWの広告を自分たちが、おすすめする商品として視聴者に届けた。

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aQuantive社 CEO ブライアン氏

テレビの影響力は、変わらず強い。しかし本編30分のうち3分が広告であり、その広告は一方的に供給される。
オンライン・マーケティングからは、インタラクティブな広告手法が次々と生み出されている。
また、デジタル放送の普及は。CATV陣営にとっては、大きなビジネスチャンスを迎えることになると言える。
すなわち、ユーザーとの接点を独占することにつながる可能性もでてくるのだ。

自分のブランドをつくりなさい

Yahoo,Googleをはじめシリコンバレー各社では、M&Aが盛んに行われている。
その多くが、サーチテクノロジーが強い会社、または、優位なディストリビューション機能を供給している会社なのである。
会社には、顧客を引き付けるブランド(魅力)が必要である。彼らのビジネスはそういうものをすでに創ってきている。
Googleがyoutubeを16億ドル、またダブルクリック社を31億ドルで買収したことは、それらの代表的事例である。