東京藝術大学大学美術館で3月26日から大吉原展が始まるがなぜか炎上したらしい。キャッチが華美や享楽を全面に出し過ぎで遊女たちの悲惨な歴史が隠れてしまうことに対する非難だということで改められたという。
それはさておき、遊女についてその寿命が極めて短かったことと遊郭の近くには必ず若くして死ぬ遊女を葬るための寺があったということを知った。例外はあったのだろうが貧しい家から5、6歳で売られてきて22、3で年季が明ける。妊娠を避けるために遊女が日常的に飲む毒(なんの毒かは不明)や重労働のために25から30で死ぬ人が多かったという。
寺と遊郭の関係は単に若くして死ぬ遊女を葬るためだけではなかったらしいがその理由はわからない。