正広&くみこ「世界一周新婚旅行の記録」~Blog編~

Masa & Kumi World Trek Honeymoon 2002/10/01~2005/04/29とその後

トリニダード・トバゴ2005 カーニバル・レポート(9) trinidad & tobago

2005-04-28 01:04:42 | Trinidad & Tobagoの旅
レポート(8)より

 2月9日火曜日 カーニバル・チュースデー ラスト・ラップ

 今日は最終日だ。朝から今日もマス・バンドのパレードが続く。今日はフル・コスチュームでさらにきれいだ。露出度が高くて、可愛らしい大衆路線と一線を画したグループもあってそちらもなかなか良かった。

 僕のお気に入りは「ライオン・キング」がテーマのグループだ。野生の動物を表現した衣装が本当に「アート」という感じで素晴らしい。でも、そのバンドは若い子には受けないようで、おじさん、おばさんばっかり。おばさんのしまうまが50人くらい通ったり、ヒョウのおじさんが50人くらい通ったりして、かなり笑える。

 また大きなマス・バンドとは一線を画した、小さくて低予算のローカルなマス・バンドもたくさんあり、そちらもアイデアを凝らしていて、なかなか面白かった。

 マス・バンドはたいてい大きなスピーカーで人気のソカをかけて、踊りは相変わらず「ワイン・ダンス」という感じだが、スティール・パンのグループもトレーラーにスティール・パンをたくさん積んで演奏して行進している。ソカのスピーカーの大音量に比べると、音量は落ちるが、生演奏を身近で聞けるのはなかなか良い。人気のチームにはたくさんの追っかけが付いていた。

 この日も朝から審査が行われていた。でも、今年は今までで最高の参加者だったため、審査が追いつかなかったようだ。人気チーム「ポイズン」がメイン・チェックポイントのスタジアムを通過するのに3時間もかかってしまい、全部のマス・バンドをチェックし切れなかったようだから問題だ。またチェックポイントのところで前が詰まってしまって、行進できず、ただマス・バンドが止まって待っているという状態が多く、間延びしてしまっていた。

 夕方になって一度宿に戻り、腹ごしらえして「ラスト・ラップ」へ。

 カーレースなど周回レースの最後の一周でラスト・スパートをかけるような、カーニバルの最後の爆発的盛り上がりだというので、地元の人に一番盛り上がるというセント・ジェームス地区のメインストリートに向かう。9時頃に着いたが、音楽がガンガンにかかり、人はたくさん集まっているのだが、全然盛り上がっていない。よく見れば男ばっかり。カーニバルが終わってしまう前に、何とか女を見つけようと目を光らせている感じで、盛り上がるという感じではなかった。

 でも10時11時になるにつれて、人が増え、道は満員電車のようなギュウギュウ状態になる。

 そして「ワイン・ダンス」だ。

 本当に他のダンスもして、もっと楽しむべきだと心から忠告したいと思う。またまたすごい勢いで男がくみことイギリスの女の子ジョーのところに寄ってくる。くみこは僕のところに隠れたが、ジョーは最後だからと開き直ったのか、地元の男の子たちとワイン・ダンスを楽しそうに踊っていた。でも、僕たち2人は最後までノリ切れなかった。

続く

最新の画像もっと見る