正広&くみこ「世界一周新婚旅行の記録」~Blog編~

Masa & Kumi World Trek Honeymoon 2002/10/01~2005/04/29とその後

トリニダード・トバゴ2005 カーニバル・レポート(10) trinidad & tobago

2005-04-28 01:03:02 | Trinidad & Tobagoの旅
レポート(9)より

 淋しい終わり そして2月10日水曜 アッシュ・ウェンズデーへ

 ラスト・ラップは夜中の12時きっかりに終わると聞いていた。12時を過ぎて音楽をかけて踊っている人は、警察に捕まってしまうのだそうだから極端だ。でも、実際には11時半頃にパトカーが人ごみをかき分けて走ってきて止まり、DJはすぐに音楽を止めてしまった。まだ12時なっていないのに、みんな踊りをやめて家路に帰りはじめてしまった。何とも淋しい終わり方だった。これで、僕たちのカーニバルも終わりだと思うと淋しかった。

 振り返ると楽しく、思い出深いカーニバルではあったが、パレードの盛り上がり、熱狂ぶりという点では今ひとつだった。もっと狂った感じを期待していたので、それは残念だった。きっとブラジルのカーニバルの方が熱狂的なのだろう。

 でも、炎天下の中ずっと聞き続けた軽快なソカのメロディーはずっと耳に残り、今でも良く口ずさむ。そして今後もソカを聞くたびに、この楽しかったカーニバルを思い出すことだろう。

 そしてスティール・パンのコンテストは、本当に素晴らしかったと思う。これは見に来る価値が間違いなくあったなと思った。そして、僕たちも一台中古のスティール・パンを購入した。この美しい音色の楽器は、僕たちがこの旅で見て、聴いてきた楽器の中でも一番美しく印象深い楽器だったのだ。帰国後は練習をしていこうと思う。そして、今度もう一度このカーニバルに戻ってくることができるとしたら、スティール・パン演奏者として参加したい。そんなことを夢見たトリニダード・トバゴのカーニバルだった。



(正広筆)

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