先日、我が家で水餃子パーティーをしました。今年最後の我が家のイベントでした。タイから数日前に帰ってきた旅仲間や、大学時代の友人が集まりました。
でも、集合場所はなぜかアメ横。まずは安い食材を買出しです。大量に購入するため、旅に使っていたバックパックとキャリーカートを持って参上。アメ横はまだまだ健在ですね。生鮮食品の質が良いとは思えませんが、乾物は安いです。全粒粉、薄力粉、コーンフラワー、黒豆、ひ . . . 本文を読む
クリスマスカードと年賀状の準備の合間に、帰国直後からずっとずっと「やりたいな!」と言っていたことをやっと実現しました。“定住記念植樹”です。
何を植えようか、と5月からずっと考えていたのです。「食べられる実のなるもの!」というのが私たちの共通の希望。プラス、あまり大きくなりすぎないもの。。。そして、2005年クリスマスイブに、我が家の小さな土スペースに、「金柑(きんかん)」の木を植えました!!
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朝ごはんには毎朝モロッコ風の惣菜パンを食べていた。ピザのようにトマトや玉ねぎなどがのっていて、薄くて30cm×50cmくらいの長方形の形で焼いている。それを切り分けて、10円分、20円分とはかりで量って売ってくれる。イタリアのピザパンに似て美味しい上に料金は10分の1くらい。しかも、くみこが注文するとおまけしてくれるので、本当にありがたかった。
そして飲み物にはくみこが「飲むヨーグルト」、僕は「 . . . 本文を読む
僕たちにとってはるかに印象的で美味しかったモロッコ料理は、この国の庶民の味である「ハレーラ」というスープだった。それはひよこ豆の入ったトマトスープだ。
ひよこ豆は日本ではそれほど馴染みがないだろうが、インド、アラブ世界ではとてもメジャーで必要不可欠な豆で、白くてひよこのような形をしている。それを煮込んでスープにするとホクホクして豆のあっさりした美味しい味と香りがする。トマトのスープには肉のだしが . . . 本文を読む
スペインの南端からモロッコにフェリーで渡った。わずか数時間で着いてしまうほどスペインとモロッコは近い。晴れていれば、肉眼で相手岸が見えるほどだ。
でも、モロッコはヨーロッパとは全く雰囲気が違った。街はイスラムの雰囲気で、ヨーロッパと同じ所はほとんどなく、がらっと変わってしまった。街の中心であるメディナは城壁で囲まれ、中は迷宮のように入り組んでいる。その迷宮の路地を男は白いイスラム服を着て、女は茶 . . . 本文を読む
僕たちはアフリカについての情報をほとんど持っていなかった。国や首都の名前も覚えきれていないくらいだから、ビザや国境の情報を調べるだけで精一杯。食事のことなんて全くわからない。何を食べているのかも全く想像がつかなかった。持っていた情報と言えば、チベットで会った旅人が、これまた違う旅人から聞いた「アフリカではゲロみたいなのを食べてるらしいですよ」という情報だけだった。
無知だった僕は正直少したじろい . . . 本文を読む
旅のノンフィクション大賞で優秀賞を受賞した「イラン出会い帳の奇跡」が読売新聞大阪本社のホームページにアップされました。
大賞ホームページは
http://osaka.yomiuri.co.jp/nonfiction/
僕の作品は
http://osaka.yomiuri.co.jp/nonfiction/old_2005/nf51215b.htm
皆さんに読んでいただけると嬉しいです。世界一 . . . 本文を読む
昨日図書館で「世界の料理をつくる」という本を借りてきました。こどもと作るシリーズなので、とてもシンプルでしかもセンス良く世界を網羅しているので気に入りました。料理が紹介されている国はペルー、メキシコ、フランス、レバノン、ザンビア、タイ、フィンランド、バングラデッシュ、インド、スペイン、中国で、各国から3~5点の料理が紹介されています。アフリカでもマイナーだと思われるザンビア料理が5点も紹介されてい . . . 本文を読む
ケニアのスラムでストリートチルドレンの学校のボランティアをしていた時(http://blog.goo.ne.jp/masakumisekai/c/9e1f969a3351f2140aeea865d03d0436)に、作った即席サンタクロースの写真です。何と質素なサンタクロースでしょうか。こんなサンタは日本にはきっといないでしょう。くみこの赤い帽子、ガン君の赤いTシャツ、僕の赤いズボンを使い、僕たち . . . 本文を読む
旅で出会った外国の友人たちにクリスマスカードを作って送りました。全部で81枚になりました。それ以外にも、その倍以上の人に電子メールで送る予定です。外国には定型葉書の場合一律70円。年賀葉書に20円の切手を貼って送りました。
今回はくみこが色鉛筆で絵を描いて、それをスキャンしてプリントする方法をとりました。どんなクリスマスカードが一番喜ばれるか、かなり考えました。自分たちの写真を載せるのも良いので . . . 本文を読む
餅つきがありました。僕の働いている児童館で、子供からお年寄りまで200人以上が集まって、つきたての餅を食べました。僕はボランティアで参加し、妻と母は後から食べにきました。
餅をついたのは、じいさんたちと、中学生。
じいさんたちが、ねじりはちまきで元気につく。そして、ばあさんたちが、それに合わせて、餅をこねる。大根を煮た湯で蒸したばかりの湯気がたつもち米が、どんどんつるつるで、コシのある餅に変わ . . . 本文を読む
僕たちは日本に帰国した旅人でカマウさんよりも節約し、質素な生活をしている人がいるのが想像できませんでした。でも、いたのです。
それは、美和さんです。
美和さんは、移動は全て自転車です。
新今宮から1時間以上かけて岡町まで自転車でやってきました。そして翌日、岡町から僕たちが表彰式をする梅田までは雨が降っていましたが自転車でした。
美和さんの家は新今宮にあります。家賃は2万円台です。
美和さん . . . 本文を読む
先週の大阪滞在では、たくさんの人に再会しました。その中でもカマウさんに会えたのが一番嬉しかったです。日本で出稼ぎしたお金を全てケニア、ウガンダのストリート・チルドレンのために費やしてきたすごい日本人です。僕たちはナイロビのスラムで一ヶ月以上住み込みでお手伝いしながら、いろんなことを学ばせてもらいました。
その時の様子のレポートは
http://blog.goo.ne.jp/masakumisek . . . 本文を読む
僕たち二人は表彰式を楽しみにしていました。というのも審査員の椎名誠さんや、家田荘子さんに会えるからです。
「何かすごいことかも」
僕もくみこも異様なまでの興奮をなぜかしていたのです。
でも恥ずかしながら僕は椎名さんの本を読んだことがありませんでした。「それは失礼だろう」と妻や母と相談し、急いで図書館で借りて読みました。僕は口下手で話が続かなかったらいけないからと、くみこにも来て貰うことにしま . . . 本文を読む