世事に疎いというか、朝なのでボーっとしていたのか、今日最寄駅の売店で朝刊を買った際に、売り子のおばちゃん(いつも同じ人がやっている)からお釣りとともにキットカットを一カケ渡されたときには????と意味がわかりませんでしたが、今日はバレンタインデーだったのでした。
この時期はお菓子売り場が凄いことになりますね。先週末は休日出勤の帰りに銀座三越に寄りました。うちの奥さん(大阪でOLをしていた)が「久しぶりに堂島ロールが食べたいなあ」と仰っていたのを思い出したのです。昔はそれほどでもなかったのに、各メディアに頻繁に取り上げられた末に、今では屈指のメガヒットスイーツとして有名を馳せているようですが、都内では此処でしか買えないのも飢餓感を煽る原因です。でも、土曜の夕方ということもあって案の定お菓子売り場は大混雑で、お目当てのモン シュシュにたどり着くと、そこは既にエスカレーターを1周以上取り巻くほどの大行列になっていました。それでもいったんは最後尾についたのですが、後ろで店員と客が話しているのが聞こえてきました。「堂島ロールはとっくに完売していて、これはバレンタイン特別商品のための列ですよ」ということで、ほうほうの体で退散しました。昨日もクライアントの会社がオフィスを移転したので、引っ越し祝いには「花より団子」だろうと、差し入れのシュークリームを買うために百貨店に足を踏み入れると、そこはもう芋洗い状態で大変な喧騒の中、もみくちゃにされて足を踏まれました。イテテテ・・・。このシーズンは菓子売り場に近づかない方が無難です。
でも、モテない男の僻みととられるのを怖れずにいえば、バレンタインデーがスリリングなのは、せいぜい中学生までじゃないでしょうか。それ以降はステディーな彼女のいる人は、よほどのスーパースターは例外として、複数ルートから沢山チョコを貰うこともないような気がします。とすれば、あとは全部「義理チョコ」という名のお中元を延々受け続けていることになる。でもいつも不思議に思っているのですが、機械的に配給される義理チョコなぞ、本当に貰って嬉しいものなのかな? そもそも男性でチョコレートが好きな人はそんなにいないし、第一それほど多量に摂取できるものではありません。義理酒とか義理カフェならいくらでもOKという人がいても不思議ではありませんが・・・。この風習がここまで定着したのは、元々あった我が国の贈答文化にマッチしたということなのでしょうが、実際に売れたものはともかくとして、一大商戦の宴の後、14日の閉店間際にうず高く積まれた夥しい商品の山の撤収作業に勤しむ店員さんたちを眺めるに、日本全国の小売店で合計すると、天文学的な数の売れ残りが発生しているのだろうなあと、しみじみ感じ入るのでした。
私の職場では本日15時頃に一箱展示されました。まず男性陣が各自1~2個つまみ、好評だった種類を聞いた女性陣もそれに手を伸ばすという和気藹々としたもので、これならお返しの負担も大したことはないし気楽なものです。でも知人に聞くと、お役所的な会社では、この儀礼さえも大袈裟な一大行事になっていて、あげる方も貰う方も「はぁ~」と疲れてしまうんだそうです。私が新卒で配属された営業所は所長が優秀で尊敬できる人でしたが、リベラルな気性ゆえに、このバレンタインデーにはある規制を設けていました。朝礼で宣言したのは「義理チョコ禁止令」。所員は一瞬どよめきましたが、「でも本命チョコならOKだからお待ちしています」と付け加えたのには失笑を誘ったものです。
まあこんなに盛んなのは、喜んでやりとりをしている人が多いからでしょうし、大人でもこれを口実にして何処かでムフフな展開が繰り広げられているのかも知れないので、レストランやホテルなどサービス業にも波及効果があるのでしょう。食品業界も暗いニュースばかりなので、こんな他愛もないイベントでも消費が活発になるのは悪いことじゃありません。ニッパチの不景気な季節ですからね。
たかがバレンタイン、されどバレンタインといったところでしょうか。
この時期はお菓子売り場が凄いことになりますね。先週末は休日出勤の帰りに銀座三越に寄りました。うちの奥さん(大阪でOLをしていた)が「久しぶりに堂島ロールが食べたいなあ」と仰っていたのを思い出したのです。昔はそれほどでもなかったのに、各メディアに頻繁に取り上げられた末に、今では屈指のメガヒットスイーツとして有名を馳せているようですが、都内では此処でしか買えないのも飢餓感を煽る原因です。でも、土曜の夕方ということもあって案の定お菓子売り場は大混雑で、お目当てのモン シュシュにたどり着くと、そこは既にエスカレーターを1周以上取り巻くほどの大行列になっていました。それでもいったんは最後尾についたのですが、後ろで店員と客が話しているのが聞こえてきました。「堂島ロールはとっくに完売していて、これはバレンタイン特別商品のための列ですよ」ということで、ほうほうの体で退散しました。昨日もクライアントの会社がオフィスを移転したので、引っ越し祝いには「花より団子」だろうと、差し入れのシュークリームを買うために百貨店に足を踏み入れると、そこはもう芋洗い状態で大変な喧騒の中、もみくちゃにされて足を踏まれました。イテテテ・・・。このシーズンは菓子売り場に近づかない方が無難です。
でも、モテない男の僻みととられるのを怖れずにいえば、バレンタインデーがスリリングなのは、せいぜい中学生までじゃないでしょうか。それ以降はステディーな彼女のいる人は、よほどのスーパースターは例外として、複数ルートから沢山チョコを貰うこともないような気がします。とすれば、あとは全部「義理チョコ」という名のお中元を延々受け続けていることになる。でもいつも不思議に思っているのですが、機械的に配給される義理チョコなぞ、本当に貰って嬉しいものなのかな? そもそも男性でチョコレートが好きな人はそんなにいないし、第一それほど多量に摂取できるものではありません。義理酒とか義理カフェならいくらでもOKという人がいても不思議ではありませんが・・・。この風習がここまで定着したのは、元々あった我が国の贈答文化にマッチしたということなのでしょうが、実際に売れたものはともかくとして、一大商戦の宴の後、14日の閉店間際にうず高く積まれた夥しい商品の山の撤収作業に勤しむ店員さんたちを眺めるに、日本全国の小売店で合計すると、天文学的な数の売れ残りが発生しているのだろうなあと、しみじみ感じ入るのでした。
私の職場では本日15時頃に一箱展示されました。まず男性陣が各自1~2個つまみ、好評だった種類を聞いた女性陣もそれに手を伸ばすという和気藹々としたもので、これならお返しの負担も大したことはないし気楽なものです。でも知人に聞くと、お役所的な会社では、この儀礼さえも大袈裟な一大行事になっていて、あげる方も貰う方も「はぁ~」と疲れてしまうんだそうです。私が新卒で配属された営業所は所長が優秀で尊敬できる人でしたが、リベラルな気性ゆえに、このバレンタインデーにはある規制を設けていました。朝礼で宣言したのは「義理チョコ禁止令」。所員は一瞬どよめきましたが、「でも本命チョコならOKだからお待ちしています」と付け加えたのには失笑を誘ったものです。
まあこんなに盛んなのは、喜んでやりとりをしている人が多いからでしょうし、大人でもこれを口実にして何処かでムフフな展開が繰り広げられているのかも知れないので、レストランやホテルなどサービス業にも波及効果があるのでしょう。食品業界も暗いニュースばかりなので、こんな他愛もないイベントでも消費が活発になるのは悪いことじゃありません。ニッパチの不景気な季節ですからね。
たかがバレンタイン、されどバレンタインといったところでしょうか。
銀座三越は朝の10時の開店と同時じゃないとスゲー並ぶとか...
店員さんにきいたら午前中に売り切れてしまうこともあるのだそうです。
首都圏ではラゾーナ川崎にショップがあります、去年の秋平日の夕刻に行ったら、確か残り2~3個で並ばずに買えました。
休日に行くと長い行列が出来ていますが...
穴場のラゾーナで入手するのが現実的のようですね。
そっち方面の営業があった時に寄るか、川崎在住の同僚にお願いするか考えてみようと思います。
この時期は色々なチョコがあっちこっちで売られてますから、利き酒ならぬ「利きチョコ」をやるのも楽しいですよ。
私は贈答用ではない自家消費分を山ほど買いました(笑
これで今年1年分のチョコは仕込み済み(爆死
たしかに男性の甘党が市民権を得てきているのは、コンビニの商品などを見てもわかります。私も甘いものは嫌いじゃありませんし。「利きチョコ」というのもなかなか粋な楽しみかもしれませんね。