ライブドアの堀江社長が逮捕された。時間の問題ではあったが、今夜もネットはこの話題で大変な盛り上がりを見せている。エポックメーキングな出来事であると思うので、後々のためにこのブログにも記しておきたい。
私は株取引も今はやっていないし、金融や会計について格別な知見や見識があるわけではないので、その方面に詳しい方の分析を専ら読む方にまわりたいと思っているのだが、ライブドアの存在が世に大変なインパクトを与える一方で、同社の商品を使ったり、サービスを受益する機会がほとんどなかったことに気づかされる。オークションも、ライブドアデパートも私自身は利用したことがない。昨年あたりから、飲み会の案内メールにライブドアのマップがリンクされていることが、ちらほらと散見されるようになり、お気に入りに入れている人もいるんだなあと思う程度で、ポータルとしてのヤフーとの差は歴然としていた。事実、ネット広告の世界では圧倒的なガリバーであるヤフーのバナーにはナショナルクライアントや外資の有力企業が少ない空きを求めて、門前市をなしているのに比べて、ライブドアの実力は相当に見劣りしていたといわざるをえない。
しかし、ポータル事業のほとんど全てでトップの後塵を拝しているライブドアも唯一(?)№1ブランドの分野を持つ。他ならぬブログである。
ブログファンでは、各ブログサービスののアクティブユーザー数を発表している。更新されたアカウント数を毎月、毎週、毎日と集計したのが、即ちアクティブユーザー数だが、定着度=人気度を測る一つの指標となっている。雑誌(ABC公査を受けているものは除く)の公称部数と、実売部数に大抵は乖離があるのと同様に、各社が公表する開設者数とアクティブユーザー数には違いがある。動いているブログとそうでないものがあるからなのだが、ライブドアは数多あるブログサービスの中でいずれも、2位以下を大きく引き離し、堂々の第1位である。同社のメディアデータを見ると、それだけ媒体力が強いのか、ブログサイトのヘッダーやテキストバナーは、結構いい値段をつけている。
私は今年になってブログを始めた初心者であり、従前は本や雑誌で各社の特徴やサービス比較をしたこともなかったのだが、これまで機会があれば、色々な先達の方に「どこが一番いいですか?」と訊くことにしていた。その方々の中にはいくつかのサービスを渡り歩いた猛者や、著名なブロガーもいらっしゃったのだが、殆どの人が「ライブドアだ」と答えていた。そういえば、「見る専門」だった私も、これはと思うユニークブログはライブドアのものが多かったような気がする。それもあって、自分がやってもいない癖に、友人にどこを選べばいいか相談された際には、ライブドアを薦めたりもしていた。。。ただ、かくいう私は、今何故かgooのお世話になっていたりする・・・。
これには理由がある。私もご多分に漏れず、最初はライブドアブログを選んだのだが、待てど暮らせど認証メールが返ってこない。普通、ネットショッピングや会員登録などの場合、間髪入れずに送信されてくるものだと思っていたのだが・・・・。結局、ライブドアから認証メールが送られてきたのはそれから1週間も経った後で、もちろん私は、既に他社でブログをスタートさせていた。トップページにはシステムの不調で、認証が数日間止まってしまったことのお詫びが掲出された。まあご縁がなかったといえばそうなのだが、今思うと不吉な前兆だったかもしれない。
特捜の強制捜査があった後、TVでは弁護士や評論家が「ライブドアは全てが虚業で実業なんて一つもない」などと乱暴なことを言っているのを聞くと、ユーザーでもないのに「ブログがあるじゃないか!」と思ってしまう。
ライブドアブログは、未だかつてダウンしたことがない比較的頑丈なシステムを持ち、これは好みにもよるが、使い勝手を賞賛するブロガーも少なくない。何気なくここに居を構えた人でも、これまでこの場所で、幾度となく呻吟し、笑い、泣いたことだろう。得難い交流や議論もあったかもしれない。何万人のブロガーの歴史やパッションや英知が一杯に詰まったインフラは、もはや社会の公器といっても過言ではない。それに膨大な過去エントリーを有する方は、引っ越しするにも尋常でない手間がかかるようだ。
R30氏は「ライブドア死すともデイトレは死なず」と評した。
「ライブドア死すともブログ(ブロガー)は死なず」とは言えないだろうか。
大西宏さんもおっしゃるように、この「魅力的な資産」の価値を大切に引き継ぐ経営者が出現することを願ってやまない。
私は株取引も今はやっていないし、金融や会計について格別な知見や見識があるわけではないので、その方面に詳しい方の分析を専ら読む方にまわりたいと思っているのだが、ライブドアの存在が世に大変なインパクトを与える一方で、同社の商品を使ったり、サービスを受益する機会がほとんどなかったことに気づかされる。オークションも、ライブドアデパートも私自身は利用したことがない。昨年あたりから、飲み会の案内メールにライブドアのマップがリンクされていることが、ちらほらと散見されるようになり、お気に入りに入れている人もいるんだなあと思う程度で、ポータルとしてのヤフーとの差は歴然としていた。事実、ネット広告の世界では圧倒的なガリバーであるヤフーのバナーにはナショナルクライアントや外資の有力企業が少ない空きを求めて、門前市をなしているのに比べて、ライブドアの実力は相当に見劣りしていたといわざるをえない。
しかし、ポータル事業のほとんど全てでトップの後塵を拝しているライブドアも唯一(?)№1ブランドの分野を持つ。他ならぬブログである。
ブログファンでは、各ブログサービスののアクティブユーザー数を発表している。更新されたアカウント数を毎月、毎週、毎日と集計したのが、即ちアクティブユーザー数だが、定着度=人気度を測る一つの指標となっている。雑誌(ABC公査を受けているものは除く)の公称部数と、実売部数に大抵は乖離があるのと同様に、各社が公表する開設者数とアクティブユーザー数には違いがある。動いているブログとそうでないものがあるからなのだが、ライブドアは数多あるブログサービスの中でいずれも、2位以下を大きく引き離し、堂々の第1位である。同社のメディアデータを見ると、それだけ媒体力が強いのか、ブログサイトのヘッダーやテキストバナーは、結構いい値段をつけている。
私は今年になってブログを始めた初心者であり、従前は本や雑誌で各社の特徴やサービス比較をしたこともなかったのだが、これまで機会があれば、色々な先達の方に「どこが一番いいですか?」と訊くことにしていた。その方々の中にはいくつかのサービスを渡り歩いた猛者や、著名なブロガーもいらっしゃったのだが、殆どの人が「ライブドアだ」と答えていた。そういえば、「見る専門」だった私も、これはと思うユニークブログはライブドアのものが多かったような気がする。それもあって、自分がやってもいない癖に、友人にどこを選べばいいか相談された際には、ライブドアを薦めたりもしていた。。。ただ、かくいう私は、今何故かgooのお世話になっていたりする・・・。
これには理由がある。私もご多分に漏れず、最初はライブドアブログを選んだのだが、待てど暮らせど認証メールが返ってこない。普通、ネットショッピングや会員登録などの場合、間髪入れずに送信されてくるものだと思っていたのだが・・・・。結局、ライブドアから認証メールが送られてきたのはそれから1週間も経った後で、もちろん私は、既に他社でブログをスタートさせていた。トップページにはシステムの不調で、認証が数日間止まってしまったことのお詫びが掲出された。まあご縁がなかったといえばそうなのだが、今思うと不吉な前兆だったかもしれない。
特捜の強制捜査があった後、TVでは弁護士や評論家が「ライブドアは全てが虚業で実業なんて一つもない」などと乱暴なことを言っているのを聞くと、ユーザーでもないのに「ブログがあるじゃないか!」と思ってしまう。
ライブドアブログは、未だかつてダウンしたことがない比較的頑丈なシステムを持ち、これは好みにもよるが、使い勝手を賞賛するブロガーも少なくない。何気なくここに居を構えた人でも、これまでこの場所で、幾度となく呻吟し、笑い、泣いたことだろう。得難い交流や議論もあったかもしれない。何万人のブロガーの歴史やパッションや英知が一杯に詰まったインフラは、もはや社会の公器といっても過言ではない。それに膨大な過去エントリーを有する方は、引っ越しするにも尋常でない手間がかかるようだ。
R30氏は「ライブドア死すともデイトレは死なず」と評した。
「ライブドア死すともブログ(ブロガー)は死なず」とは言えないだろうか。
大西宏さんもおっしゃるように、この「魅力的な資産」の価値を大切に引き継ぐ経営者が出現することを願ってやまない。
・・・・まったく根拠のないことをおっしゃらないでください。
あそこは最低のシステムでしたよ。何度ダウンしたと思ってるんですか。このごろようやくましになってきただけです。
優良コンテンツですので、どのような形であれ、残るとは思いますが・・・・。
ライブドアブログはどうなっちゃうんでしょうかね?
ま、ボクの場合、ロクなこと書いてないので差し支えないのですが・・・。