ピースとのんびりスローライフ

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震災の教訓

2018-06-22 23:10:21 | 日記
18日早朝大阪北部地震、一瞬ド~ンと地鳴りのような音で突き落とされそうな感覚の後
ほんの十数秒(?)の横揺れに恐怖を感じました。
この地震で犠牲になられた方々、被害を受けられた方々に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

私の住む吹田市も震度5強、自宅の安全を確認し飛び出したら、10階建てマンションの屋上高架水槽の上部が破損し水が溢れ出ている。
自治会の世話役を引き受けていることもあり、自宅滞在の(この時間若い人は仕事に出かけた後)年金生活者の役員が集まり、
手分けして日頃の防災訓練の手順に沿って安否確認。もちろんエレヴェーターは停止しており、階段の昇り降りを繰り返し
30分位で全員が無事故であることを確認出来ました。

ガスは非常停止装置が働いていたが、安全を確認するまで使用しないこと。飲料水とトイレ用の水を貯めおくことを伝えた後に
破損した高架水槽への揚水を止め断水状態に。

1階の非常用給水を稼働させ共用トイレを水を補充しながら使用する事も出来、安心感が広がりました。
それでもご高齢で階段を使えない方にポリタンクに水を満たし届けることも。

この間管理組合は水処理業者、エレヴェーター保全会社と連絡するも、当然より緊急度の高い現場(人がとじこめられているとか)が優先で
、又道路渋滞で身動き出来ず、結局来ていただけたのは両社とも夕方5時過ぎ。
応急措置で水は供給開始(と言っても水槽は普段の3割しか使えない)。そのために節水のお願いと、ガスの非常停止解除を
するために全戸訪問。(ガスの非常停止の解除は実際には簡単なのですが、高齢化したマンションでは操作出来ない方が多い。)

又そんな中で恐怖を訴えられる高齢者を自宅に招き入れる方もあり、いい光景も見せていただきました。
行政には念のために水槽の事故があったことを伝えました。

そんな目まぐるしい一日でしたが、皆さんが非常に協力的で指示をお聞き入れ頂いたことが何よりでした。
又今後の防災対策にいろいろな教訓を与えてくれました。

世話役は交代していきますが、皆が先ずは自身の身の回りから、又マンション全体、地域に目を向けて行けたらなと思います。
そのためにも自治会の世話役として、相互扶助と親睦がより深まるような環境になることを願うばかりです。

ありがとうございました。