ピースとのんびりスローライフ

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

伝説の女王 グレイ (絵本)

2016-07-24 22:57:12 | 絵や絵本
アメリカオオカミは今ロッキー山脈のふもとにある動物保護区に追いやられ、
そこでいくつもの群れが縄張りをめぐらせ、それを守るための争いが絶えない。
これは縄張り争いに敗れ、ボスを失いちりじりになった群れの中で、
ひとりで生き抜こうとした3歳のメスのオオカミ’グレイ’のその後の物語です。
(NHK ’ダーウィンが来た’を参照)




縄張り争いに敗れひとりぼっちになってしまったグレイは、
優しかった父と母を思いながら水辺を寂しく歩いています。


強いお父さん、優しいお母さんに育てられたグレイは、これからひとりで
生きていけるでしょうか。食べるものも少なく腹ペコの毎日が続きます。


そんなある日、近くにワピチの親子が遊んでいました。おなかをすかせたグレイに
最高のチャンスです。グレイは子供に狙いをつけて飛びかかりました。
するとお母さんがグレイに体当たりをして子供を守ります。


お母さんは必死にグレイに攻めかかります。
グレイはたじたじになって逃げだしました。


又ある日獲物を求めて原野を歩いていると、目の前に大きな大きなバイソンが
あらわれました。ここから出ていけとグレイをにらみつけます。


ひとりさびしい夜が続きます。おなかはいつもペコペコ。
グレイは思いました。パートナーを見つけてお父さんのような強い群れを作ろうと。


その年の秋、いつものように森にでかけました。その時2ひきのオオカミが遊んでいました。
まだ1才にならないオスの兄弟でした。


グレイはお兄ちゃんのほうにそっと近づきました。名前はジャック。
すごくハンサムです。グレイとジャックはすぐ仲良しになりました。


やがてきびしい冬がやってきました。グレイはジャックと猟にでかけました。
そして一匹のワピチを見つけました。グレイはワピチをはげしく攻めますが、
ジャックはどうしたらいいのかわかりません。


グレイはへとへとになりながら、やっとワピチをたおしました。1才のジャックは猟が初めて
だったのです。こうしてグレイはオオカミでは珍しくメスで群れをひきいるボスになったのです。


次の春にはジャックもたくましいハンターになりました。
ワピチを見つけると、グレイとはさみうちにしてたおしました。
グレイはそんなジャックをたのもしく思いました。


夏には赤ちゃんが生まれました。女の子のグレイスと男の子のジョンです。
とってもかわいいです。


すっかり大きくなった子供たちは雪の中をかけまわります。
グレイはジャックとともにこの家族を大きな群れにしようと誓いました。


グレイスはおてんば娘です。お母さんによく似ています。今日はひとり群れを離れ
雪遊びにむちゅうです。その時です。とおくの丘からいつも仲がわるいとなりの群れの
ボス、ボブがなかまと見下ろしています。


ボブとなかまはグレイス目がけ一気にかけおりて来ました。それに気づいたグレイスも
いちもくさんに逃げます。でもまだ幼いグレイスはあっと言う間に追いつかれました。
’おかあさん たすけて’


ひめいを聞いたグレイとジャックは大急ぎでかけつけました。
ふたりでボブたちをやっつけにかかりました。



ボブがこうさんして すごすごと引き返したあと、グレイはグレイスを強くだきしめました。
ジャックもグレイスの無事をとっても喜んでいます。


それからはグレイの群れもしあわせな日々を送っていました。
が 次の年の冬かなしいでき事がおこりました。その冬は特にきびしい寒さの中で
少なくなった獲物を追って深い霧の中をさまようように進んでいました。
その時です。’バーン’霧をつんざく銃の音です。


グレイは血をはいてたおれていました。グレイスは'おかあさん、おかあさん’と何度も
呼び続けましたが、お母さんはもう立ち上がりませんでした。群れは悲しみにつつまれました。


でもグレイスは誓いました。
お母さんのように強くて優しいボスになると。


グレイスが3才の時、とってもハンサムなビルと出会いました。
ビルは2才です。すぐにかわいい子供に恵まれました。


グレイスは大好きなお父さんとお母さんがのこしてくれた群れを守ろうとがんばっています。
ビルもたよりになるパートナーです。
猟も群れで獲物を取り囲むようにして、とてもうまくなりました。


グレイスは毎晩お月さんにお祈りをします。
’お父さん,お母さん見守ってくださいね。きっと群れを守っていきます。’。。。。。おわり








向日葵

2016-07-23 11:45:52 | 絵や絵本
ピースと散歩するいつもの公園の向日葵。

お日さんに向かって凛として咲いています。
    
一本くらい逆らって咲いていないかと思って。


お家に帰り絵手紙にしました。下手ですがご覧ください。
 




六甲高山植物園はニッコウキスゲが見ごろ。

2016-07-18 20:48:48 | フォト
涼を求めて六甲山の山頂付近の標高900Mにある六甲高山植物園を訪れました。
気温は23度、遊歩道は爽やかな風が吹き抜けます。
   

ニッコウキスゲが満開で出迎えてくれました。
  
   
山の上では紫陽花も見ごろで得した気分です。
  
桔梗や姫ユリも綺麗に咲いていました。
 

PL最後の夏? 球場に足を運び最高のドラマを見させていただきました。

2016-07-15 23:27:25 | 日記
過去の暴力事件で今夏限りで休部となるPL。今日大阪大会初戦を戦いました。
会場の東大阪花園野球場は多くのファンで満席に近い状態でした。
入場を待つ列。

相手は5年前に全国大会出場経験ある強豪の東大阪大柏原高校。
大所帯の相手に対しPⅬは3年生のみの11名。
それに大病して1年留年した土井君が記録員としてベンチ入り。野球経験のない監督に
変わってチームの戦術を考え絶大な信頼を得ている由(朝日新聞より)
 
試合は先攻のPⅬがシャープな振りでいきなり3安打で2点を先取。
 
ところがその裏ピッチャー藤村君のコントロールが悪く1安打ながらあっと言う間に追いつかれ、
2回も4球にヒットがからみ瞬く間に3点を追加され、ワンサイドゲームを思わせる展開に。

私の前方には沢山の新聞、テレビのカメラマン。判官びいきでPⅬファンが多い中、柏原の応援席は
ベンチ入り出来ないチームメイトや学友が必死で応援する様にも心打たれました。

PⅬは3回からピッチャー交代しやっと試合が落ち着いた感じで5回まではその後両チーム得点なし。
グランド整備も控えが2人しかいないPⅬは皆が出てやっていました。
  
続く5回PⅬはランナーを貯めてセンターオーバーの大2塁打で1点差、逆転のPⅬ発揮の予感が
球場を覆いました。
  
そして7回、1点を追うPⅬはランナーを1人置いて3番藤村君が文句なしのレフトオーバーの
逆転ツーランホームラン。会場の盛り上がりは甲子園にも勝る?雰囲気でした。ピッチングの出来が
最悪だっただけに、起死回生の1打で良かった。
   
ところが7回裏に柏原にすかさず同点にされ8回にもランナーをためて逆転、柏原が底力を発揮しました。


PⅬ9回は簡単に3者凡退、逆転の夢は終えました。
    
勝った柏原はプレッシャーがあったと思いますが、冷静なプレーで良いチームでした。次戦も頑張って
欲しいと思います。

応援した在校生と記者に囲まれる選手たち。そして最後はグランドを丁寧にならす姿は爽やかでした。
  
PⅬのメンバーは誰にも得難いものを掴んだと思います。これからもきっと頑張ってくれるでしょう。
私も最高の場面に出会えて感動をいただき、幸せでした。