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神社について9

2013年07月19日 | 暇人の無駄知識
太平山三吉神社

霊峰太平山に祀る当社は、天武天皇の白鳳2年(673年)5月、役の行者小角の創建
と伝えられ、桓武天皇延暦20年(801年)征夷大将軍坂上田村麻呂東夷征討の際、
戦勝を祈願して堂宇を建立、奉納された御鏑は神宝として今に伝えられてる。
古くからの薬師の峰・修験の山としての太平山信仰と、力の神・勝負の神を崇める
三吉信仰があいまって、累代秋田藩主佐竹公の崇敬篤(あつ)く、また戊辰の役では
奥羽鎮撫総督九條道孝卿里宮に祈願されるなど、古来より勝利成功・事業繁栄の
霊験高い守護神として広く崇敬を受けている。
北海道から福島まで北日本各地、またブラジルサンパウロに祀られる三吉神社・
太平山講・三吉講の総本宮として【みよしさん】【さんきちさん】の愛称で親しまれ、
全国より参詣者が訪れている。(神社HP抜粋)

御祭神:三柱

大己貴大神
(おおなむちのおおかみ)(別称 大国主命・大黒さま)
国作りの神さま・縁結びの神さま・家庭円満の神さま

少彦名大神
(すくなひこなのおおかみ)
病気平癒の神さま・医薬の神さま

三吉霊神
(みよしのおおかみ)秋田で生まれた守護神
力の神・勝負の神・勝利成功・事業繁栄の神さま

梵天祭は江戸時代頃に始まった秋田県固有の特殊神事で、梵天(ぼんでん)と
呼ばれる依代(よりしろ)を神社に奉納
五穀豊穣や家内安全・産業発展、商売繁昌・安全祈願などを力の神、三吉霊神に
あやかろうと威勢よく先陣を競い、境内を激しくもみあいながら奉納する勇壮さが
大きな特徴であり、その力強さから『けんか梵天』とも呼ばれている。
神社境内で先陣争いは自分たちの梵天を無事奉納し、他団体の梵天を妨害する
奉納者、また梵天に付いた強い霊力が宿るとされる三角守を取ろうと手を伸ばす
拝観者が一体となり、祭は佳境を迎える。
奉納された梵天は、奥宮が鎮座する霊峰太平山を仰ぐ神社境内東側に奉奠される。


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