幹事さんのひとりごと

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シルバー旅行2

2009年09月23日 | 日常のひとコマ
「払田柵跡」

「ほったのきあと」又は「ほったのさくあと」と呼ばれているところ。
横手盆地の北部、秋田県大仙市(旧仙北町)払田と仙北郡美郷町(旧千畑町)
本堂城廻にまたがって位置する、平安時代の城柵遺跡で、国の史跡に指定されて
いる場所。
文献資料にその名がないため、「幻の柵」とも呼ばれ、軍事施設と行政施設の
役割を果たしていたと考えられている。

1902年頃、耕地整理の際に秋田県仙北郡千屋村(現在は美郷町)の水田から200本
余の柵木が発見されたが、この木は燃料や下駄に加工され売られた。
しかし、遺跡の存在に注目し、文字の書かれた木片を採集して、敦煌出土の
「木簡」に似ていると論考し、1930年に文部省が発掘調査を開始し、払田柵跡の
存在が明らかとなった。



1989年外郭の柵木は奈良国立文化財研究所によって、年輪年代法による年代測定が
行われ、801年に伐採された材であることがわかった。
これにより、桓武朝における坂上田村麻呂らによる征夷事業によるものであり、
陸奥国側の胆沢城、志波城と一連のものであることが判明した。
払田柵跡からは「嘉祥二年正月十日」と記された木簡が発見されており、この結果と
おおよそ一致する。


復元された外柵南門

外郭は東西約1,370メートル、南北約780メートル、面積約87.8ヘクタールの
不整楕円形をしており、東北地方最大級の城柵遺跡。



広い平野を広大に木の塀で囲って、中には小高い丘が連なる。
そんな砦なんだね。
歴史に触れた気がした。

興味のある方は行ってみては?

秋田県教育庁払田柵跡調査事務所
HPはこちら

ちなみに、行ったときはそこでなんかのイベントをやってた。
気球に乗る体験のようだったけどね。



そしておみやげはこれ。
六郷の仁手古サイダーとリンゴサイダー。



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3 コメント

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史跡 (るーと356)
2009-09-23 10:44:56
こういう史跡って見て歩くの好きです
東京・・・というか
関東には穴場がたくさんあるので
あちこち行きたいのですが
身体がついていかないです

1000年も昔に
そのような建造物があったっていうのが
すごいな・・・と

柵というのは
城とかその城が統治する町を囲んでおいたものですよね?
塀みたいなもん?
うちの辺りは牧場が多かったのか
牧の木戸と名のつく地名が多いですよ
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変わったな (雲板)
2009-09-23 14:10:04
だろうな オラが知ってるのは 「いつの物」 だって
ビンもラベルもだよ
カタカナで、「ニテコサイダー」 だったし
返信する
歴史 (幹事)
2009-09-23 21:31:08
古きをたずね新しきを知る。
昔に思いをはせるっていいよね。

仁手古(ニテコ)サイダーは、名水百選に選定された六郷湧水群の中で、もっとも湧水量が多いとされているニテコ清水の天然の水を使って造られた地サイダーです。
豊かな源と良質な水質で明治35年、県南初のサイダー工場として操業を開始し、サイダーを作ったのが、「ニテコサイダー」(当時はニテコシトロン)です。清水に隣接した当時の工場は、蔵を構えた造り酒屋風で、ケヤキの大木が涼しげな影を落とす情緒あふれる建物でしたが、約100年間の操業を終え、現在は平成15年に完成した中心市街地活性化拠点施設である「手づくり工房 湧子ちゃん」(旧工場の裏手に建設)において製造されています。

だそうです。
ネイガーがデザインされた「ネイガーサイダー」もあるよね。
中身はニテコだけど。
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