参上

曳山の角灯篭になにを書くか。
いつも悩むことでもあるけどね。
町内名を入れたこともあるけど、ほとんどＣＭの世界。

以前はずっと前の曳山の写真を引っ張り出して、ずっと同じことを書いてた。
「乾坤一擲（けんこんいってき）」というのが多かった。
だれしもが意味もわからず、なんとなく「一生懸命」という意味だと思ってたようで。
「乾坤一擲ばちさばき」みたいな・・・

意味を調べてみて、天下をかけた大ばくちのこととか運命を賭けた勝負のことだと知り、
それなら囃子とか曳き子とか全く関係ないなと。
そこで「緊褌一番（きんこんいちばん）」に変えたこともあった。
大事の前の心構えとしてふんどしを締めなおすっていうことね。

「轟く」という字がなんだかかっこいいからと「鼓音轟く」とすることも多いな。

他町内のことをとやかく言いたくはないけど、「＊＊参上」。
「参上」とはどういう意味なのか。

目上の方のところに駆け付けるという意味。

町内が誰を目上として駆け付けるんだろ・・・・