糖分

低血糖のときのために黒飴を常備してる。
急激な低血糖のときはやはりブドウ糖にかなうものはないだろうけどね。

そんでふと思った。
沖縄黒糖ってよく見かける。
サトウキビが砂糖の原料で、沖縄がサトウキビの生産地。
サトウキビの搾り汁を煮詰めて黒糖を作るのだろうから、沖縄で黒糖の生産が盛んという
のも当然だろうなと。
というより、他のところでサトウキビ栽培してるってほとんど知らないし。

黒糖も白砂糖も沖縄だけなのかとも思ってた。

黒と白とどう違うのか。
黒糖はサトウキビの茎の絞り汁を加熱し水分を蒸発させて濃縮したものを冷やし固めて作る。
白い砂糖は、原料のサトウキビの絞り汁から蔗糖を取り出して分離精製を行う。

黒糖はサトウキビのアルカロイドなどの各種成分を含んでいるため、蔗糖などの糖分は
80%強と砂糖の中で最も低い。
本来は不純物であるカルシウムや鉄など各種のミネラル分が糖蜜に多く含まれている。

ということらしいけど、サトウキビ栽培は鹿児島も有名なんだってね。

そんでさぁ、ちょっとびっくりだったのが「テンサイ（甜菜）」。
サトウ大根ってやつ。
原産は地中海沿岸らしいけど、寒冷地作物として北海道で盛んに栽培されてるんだそうな。
それが砂糖の原料として、日本砂糖生産量の75％を占めてるんだって。

北海道で砂糖というイメージはなかった。

でも別名ビートというのは学校で習った気もする。

他にも甘味料としてはいろいろあるね。
黒砂糖、白砂糖、洗双糖、三温糖、メープルシロップなど。

糖尿病や肥満などで、糖分を控えるって言われるけど、実際は糖分の問題ではなく、
カロリー摂取量の問題。
砂糖のカロリーは４kcal/g程度で、米やそばなどとほぼ同じなんだそうな。
砂糖を減らして甘さを抑えたところで、量のとりすぎじゃなんの意味もないってことだな。