幹事さんのひとりごと

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四六

2011年05月29日 | ひとりごと
「四六時中」

一日中という意味で24時間通してずっとということ。
4×6=24時間という発想なんだそうな。
でも、古くから使われてる言葉で十二支の時刻時代は24時間じゃ
なかっただろうと思った。
そしたら四六時中の語源は「二六時中」なんだそうで、古くは
子の刻から威の刻の十二刻を意味する2×6が発祥。
現在の時刻制に合わせるように四六時中になったようだ。
でも、なぜ当初2と6に分けたのかはわかんなかった。

「四六時中も好きと言って~♪」(サザンオールスターズ・真夏の果実)

6時間のうち4回言えがいいのかと思ってた・・・

「四六のガマ」

筑波山麓に生息するという四六のガマの油売り。
筑波山麓出身の男が一旗揚げようと売り口上を考案し、江戸・浅草の
縁日の大道で披露したのが始まりとされる。
「鏡の前におくとタラリタラリと油を流す」
ガマガエルの分泌物の「蟾酥」(センソ)を乾燥させて固めたもの。
傷口に塗ると血が止まるという。
霊峰筑波山に住むカエルから採取したと。
そのカエルが「四六のガマ」。

筑波山麓に住むガマガエルのうち、前足の指が4本、後ろ足の指が6本の
やつから抽出した油。

というのが売り口上だけど、実際にはガマガエルはニホンヒキガエルのことで
実際には指は5本づつなんだけど、前足の親指にあたるところは骨の痕跡程度で
後ろ足には番外指と呼ばれる骨のこぶがあり、前の指が4本、後ろの指が6本
に見えるってことらしい。

ガマの油は現在の薬事法(?)では毒薬の分類みたい。
薬としての「ガマの油」はガマガエルの「ガマ」ではなく、水辺の草のガマ(蒲)
なんだそうな。

ところでカエルのことを「ビッキ」と呼ぶのは東北地方の方言。
発祥はアイヌ語だろうと言われてる。
でも、日本では古くから使われてたようで。
関東方面で「カエル」と呼ぶようになったのが一般的に広まったらしいと。
「ビッキ」→「ひき」→「蟇」
「蟇」は「ひき」とも読むしそれは「ヒキガエル」の「ヒキ」であり、
「蟇」で「ガマ」や「ガマガエル」とも。
ガマガエルもヒキガエルも同じもの。
ビッキ→ヒキ→ヒキガエル→カエル
なのかな?

なんか四六時中どうでもいいようなくだらないこと考えてるな・・・


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2 コメント

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「四六のガマ」の (雲板)
2011-05-29 22:17:12
ガマの油売りの口上で使う刀
刃先の方だけが切れるようになってて、元の方は切れないんだとか
その切れない部分に口紅みたいなのを塗ってあると

「四六のガマ」の油だったら、ばい菌が入ることはあっても治ることはないようにも
「四六のガマ」ってのがホントにいるのかどうかは別にして だけど
返信する
ガマの油売り (幹事)
2011-05-30 08:53:28
実際の効果より売りのパフォーマンスが受けただけで。
実演販売だって釣られて買っても同様にできるかは疑問だし。
隣りの芝は青いっていうことだな。
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