リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

晩秋の余呉湖2

2015年12月01日 | 余呉湖
温かい秋から普通の秋に戻ったこの1週間。体は寒さを覚え,また雨が続き一気に冬の気配を感じます。先週は1本上げたものの納得できる釣りでもなく,景色も余呉らしい紅葉も観られなく,何となく中途半端な気分が続き,今回は日曜月曜と連休なので,土曜の夕方に車を飛ばし、余呉に来ました.釣り人は少なく,2、3人か。空は今にも雨が振りそうな,冬なら間違いなく雪になるような雲です。時計を見ると午後四時、今回は雨と寒さ対策にテントを使い、テントで当たりを待つつもりです.ツーリング用のコンパクトな前室が有る、定員2、3人用のコールマン製のものです。初めて使うので,少し時間がかかるかもしれない。

 空模様も今にも雨が降りそうな気配で,地面は先ほど雨が降ったような様子です。入るポイントは前回と同じポイントで、今年は殆ど誰も入っていないポイントなので,新禅味が感じられ、前回も一応1本上がったので,更にサイズアップをといきたいところですが、平日に誰かが入っている可能性もあるので,なんとも言えませんが,再チャレンジということです。距離も藻の際を狙って岸から15m程です。前回時間をかけて底探りをして、だいたいのイメージができているので,今回は底探りの時間は少なく,また、フィーディングの量も少なめにします。今年の夏以降の余呉湖の釣りが難しく感じるのは、従来のパターンでは当たりが貰えない場合が多く,その結果、ベテランでも当たりが貰えない状況です。何が原因なのか、色々試行錯誤した結果、やっと自分なりには、フィーディングにその鍵は有ると感じています.したがって、今回もこのフィーディングをどう行うかをこの釣りの一番の課題といつもより少なめ。フィーディングを終え、テントの設営にかかります。外はだんだん暗くなり、ヘッドライトを付けての作業です。取扱説明書を見ながらそんなに時間もかからずに立てられました。写真は晴れた月曜日に撮ったものです。


湖面側が前で前室があり、そこで今回は荷物等をおき、食事と待機をしながら当たりを待つという計画です。特にこの時期なので,ヒーターを使って暖をとります。実際にこのテントの大きさで一人の鯉釣りでは丁度良い感じで,温かさも感じられ、夜もDVDを見ながらのんびりリラックスできました。秋から冬の釣りに関しては昔、地元の宮川で濃尾野鯉会の人達と寒鯉釣りをよくやっていたのを思いだします。その時は釣りと言うより、冬のキャンプという感じで,今使っている幾つかの装備等は25年以上も前に使っていたものがいくつか有ります。今回のテントは、新調したものですが,最近は昔には無い良いものも多く有り,情報もネットで得やすくなって、昔に比べて便利になったものです。もう少し何回か使ってみて評価したいとは思いますが,第1印象としてこのテントは正解でした.今年はタープを初めて使い始め、10回以上使うことで、余呉では必需品に近くなってきました。

 さて、テントを設営して、荷物もテント内に運び、車内はすっきりで,寝るのは車内ですので,防寒対策に車の窓にサンシェードを張ります。気がつけば、外は真っ暗な晩秋の気配そのものです。ロッドとリールを2セット準備して暗闇の中、第1投を終えたのは到着後、約2時間後でした。前回は真夜中に当たりが有りましたが,今回はいかに。

 DVDを観ながら,時間は過ぎ,10時頃にテントを後に車中泊です。ダウンのシュラフにこの時期からは、カイロが必需品です。シュラフの足下に2個程入れておけば真冬でも温かいのですが,まだこの時期は1個で十分でした.心地よい眠りに着き、当たりも無く、静かに朝を迎えました.朝は当たりを期待したのですが,残念ながらバイトアラームは鳴ることも無く、時間が過ぎていきました.朝に新聞を買いにコンビニに行った帰りに確認すると,4,5人に釣り人が増えています。先週一緒に竿を出した岐阜のNさんも来ています.車を止めて少し立ち話をしていると、ちょうどその時にNさんのバイトアラームが鳴り,慌てる様子も無く、駆け足で,Nさんが竿に向かいます。勢いよく糸が出ています。小さいですと謙遜しながらのNさんですが、上がった鯉は大型のメーター前後の良い鯉です。Nさんも先週で終わりにするのも納得いかず,今回の釣行ですが、面目躍如の1本です。(続く)


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