リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

10月の余呉湖

2023年10月26日 | 余呉湖
前回の余呉湖は,朝に良いアタリがあったものの,やり取りの途中ですっぽ抜けて,貴重な1本を逃がしてしまい,反省を強いられる釣行となりました.

今回は,鯉釣り談議の大会が始まって,週末の土日は,いや金曜日から多くのベテランアングラーが余呉湖にも参集していたと思われます.私は,たくさんの人のいる状況での釣りは避けたいので,月曜日から余呉湖に入ることにしました.

幸い,多くのアングラーも帰った後で,静かな余呉湖の佇まいを見せてくれています.今回は前回のバラシもあり,何と確実に大型1本をと狙いを定めての釣行です.

これまでも10月は気候は良いものの,なかなか自分的には釣果に恵まれていなく,難しい時期との印象がありますが,今年は1月から毎月90㎝以上の鯉を釣ってきているので,今月も何とか90㎝以上をという期待を胸にやって来ました.今回は大型の一発狙いで,これまでも実績のあるポイントに竿をセットしました.

天気も良く,前回の雨と風に悩まされた釣行とは打って変わっての釣り日和です.しかし,土日の状況を聞くと,ほとんど上がっていなくて,厳しい結果が予想されます.この日は,ベテランのアングラーが2,3名入られていて,誰かは上げるかなと,そんな予感がしています.

今回は,名古屋のT氏と一緒に竿を出して,待つ間は,楽しい鯉釣り談議の時間でもありますが,夕方近くには,対岸で竿を出しているベテランアングラーもやって来て,コーヒータイムからまた鯉釣り談議の花を咲かせ,気が付けば,日も沈み,月も出始める時間になり,アタリもなく,この日は皆,静かに夜の帳が降りるのを車中で待機になりました.

翌朝,気温は10度を切る寒さで,ダウンを着て今日の第1投です.
水温はまだ18度から19度あるので,気温より高いため,写真のような早朝の光景の余呉になります.季節ごとにそして,時間ごとにその景色の良さはこの余呉湖の一つの特徴でもありますね.そんな景色の変化にも感じられる心の余裕をもって釣りをしたいものです.

朝の時間帯に期待したものの,全く当りはなく,鯉のもじりもほとんど確認できず,厳しい状況を感じさせられます.とは言え,じっくりその一瞬を待つしかなく,その間は,尽きない鯉釣り談議をT氏と食事も忘れるくらいにできるので,それがまた,この釣りの楽しさの一つにつながります.

そうこうしているうちに,ちょうど真昼間の12時半でした.突然のバイトアラームの連続音に,椅子から飛び上がりそうになります.2本出してある右の竿に当りです.リールからは,すごいスピードで糸が出ています.直感的に大型を確信して,竿を持つとズシリと重さを感じたその瞬間,すーっと軽く手ごたえがなくなります.またバラしたのかと思いながらリールを巻くとまた重々しい手ごたえが伝わってきます,手前に走っていたのでした.また前回のバラシかと一瞬頭を過りましたが,今回は確実に取り込みたいので,いつもより慎重なやり取りです.
 T氏が一部始終を動画に収めていただき,その間いつもは一人での取り込みですが,そばで撮影されていると,妙に緊張している自分がいます.それでもなんとか10分ほどでネットイン.マットに乗せると

どうもメーターを越えているようです.前回のバラシを払しょくする1本になりました.早速記念撮影となり,


検量すると,101cmで16kgでした.これで10月もなんとか90cm以上を上げられてほっとしました.メーターオーバーも今年5本になり,更に今まで,10月はメーターオーバーを釣っていなかったので,それを克服できたことも一つの喜びでした.

その後,T氏にもこの日の夕方に大型がヒットして,二人とも満足の釣果に鯉釣り談議も弾み,久しぶりの楽しい釣行になりました.

余呉湖もこれからは冬の装備での釣りになりますので,その準備も怠りなく,さらにサイズアップに期待したいものです.


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