リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

夏の釣りへ

2024年06月24日 | 余呉湖
 今年は、例年より遅く、梅雨入りしたそうですが、毎年の異常気象ともいうべき天候に異常というフレーズに鈍感になりつつあるような気がしています。とは言え、庭には季節を憶えているように紫陽花がきれいに咲いているし、
ほかにも瑞々しさその美しさとともにそっと見せてくれています。年老いた両親にこれらの花を切って花瓶にさして、届ける気持ちに花がさせてくれています。

 雨の自宅での一日で、仕掛けや道具を見つめながら少し手を加えてきれいにしている時間も大切で、それも釣りかなと思う一時は大事ですね。釣りしているときでも、ただ、ぼーっと待っているのが鯉釣りではないと考えられるアングラーでいたいですね。そういう時間があるかないかで、自分の釣りに対する感覚が違ってくるように思います。新鮮な気持ちで釣りに出かけ、楽しめる背景には、そんな時間の過ごし方が、大きく影響してるように思います。

 雨の中、竿を出していて、ふと竿を見ると、水滴が竿の、特にガイド周りのコーティングされた所が、

画像のように白く水滴の模様がついて白濁することが、竿によってあります。おそらくエポキシ塗料の配合物質の影響で、白濁模様がつかない竿もあるので、一見、同じエポキシ塗装に見えても違いが出るようです。見た目も悪く、雨のたびに??と思ってきましたが、今回一つの改善策を見出しましたので、紹介したいと思います。
1.まず、白濁汚れは、
これに水を含ませた後、絞ってしっかり水が落ちない程度に絞って磨きます。すると確実に汚れが落ちます。
2。その後、

を布に軽く吹き付けて、その布で汚れを落とした表面を擦ってコーティング。

 その結果
のようにきれいになり、雨にぬれても水滴の白濁汚れはつかなくなります。なお、竿全体も先ほどの白いスポンジで同じように磨くと、汚れが劇落ちしますので、その後、バリアスコートの付いた布でで同じようにふき取っておくと、きれいになりますので、ご参考に。

 さて、そんなきれいになった竿を、さっそく地元の野池で使っての釣行です。道具は使ってなんぼなので、新鮮な気持ちになれての第1投。2時間後には運よく当たりがもらえて、


まあ、練習場での釣果なので大型は望めませんが、野鯉系の体型には満足でき、遠征に向けての準備も完了です。
 そこで、翌日は早朝の喰ってくる時間を想定しての出発で、現地に5時頃に到着するように自宅を出ます。この春はほとんど行ってない余呉湖です。
 春は水月湖を中心に、さらに開拓しようと考えていましたが、ブログでも紹介しておりますが、あまりいい結果を出せずに、春の水月湖の釣行も終えようとしています。結果は
メーターオーバー 1本
90台 6本
80台、70台 各1本 平均91.3cm
でした。なかなかハードなところですが、1発大型を狙っての結果にもかかわらず、来年に課題を残しました。
 さて、これから余呉湖を遠征のメインに考える中で、これまでもかなり通っていて、おおよその見当は付きますが、それでも自然相手のことなので、毎回新しい発見があり、それを楽しみにして通ってる感じです。初めて竿を出してから100本以上は釣っていますが、年によって釣果もいろいろ変化して、さらには藻が繁茂していたこともあったり、今のように藻がなくなり、一部に菱藻があるような状況の中で、今年はどうなるか。そんな気持ちでの今回の遠征でした。
 遠く関東から遠征されているAさんと、空いている時間には、鯉釣り談議に花を咲かせるという感じでした。
 9時ごろに、自転車を漕いでやってきたAさんと話していると、目の前に置いてあったバイトアラームの音!タイミング良いあたりです。
 足場が悪く、取り込みにも注意が必要なポイントですが、Aさんがアシストしてくれています。しかし、どうもブイを繋げているロープの下を潜ってリールが巻き取れません。そこで、少しテンションを緩め、竿の穂先で魚の動きを感じながら、しばし静かに待ちます。すると、魚が動き出し、ロープからも脱出でき、何とかネットイン。アシストしていただいたので、落ち着いてやり取りでき助かりました。
きれいな魚体に自分としては満足です。その後またしばしの鯉釣り談議の後、Aさんも戻られ、しばしの静寂の余呉湖になります。のんびり昼食も済ませ、持ってきた本を読みながらのいつもの釣行風景です。
 午後になり、少し風も出てきて、風に靡くタープの音を聞きながらの4時前でした。また先ほどのAさんが自転車でやってきました。いつものコーヒーを淹れて、差し上げて、鯉釣り談議の開始です(笑)。そして午前と同じように、その最中にまたバイトアラームの音。Aさんがやって来るたびに当たりです。二人で顔を見合わせながらも、うれしい当たりです。今回はロープに擦られることはないかったものの、2,3mもある菱藻を道糸に絡ませながらも、Aさんのアシストのおかげで何とかネットイン。
これも傷のない良型で自分には満足な1本でした。この日の2本とも10kgを超える重さもあり、産卵も終えて、その後回復して、元気になったような鯉で、引きも強く取り込みも緊張感もあり楽しめた釣行でした。
 今年は1月以降、なかなか超過に恵まれず、21か月続いていた毎月90オーバーの記録も1月で途絶え、2月もダメで、3月以降やっとまた毎月90台が釣れて、少しづつ例年に戻りつつありますが、まだまだこれからです。
 現時点で記録している釣果は1月以降30本程度で、平均サイズは85㎝です。1,2月の不調を何とか脱しつつある中で、今後いかに平均サイズと大型の本数を上げていくかですが、夏の暑さをどう乗り切るか、フィールドも含めて考えていかねばなりませんが、まあ、それを考えるのもまた楽しからずやですね。


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