リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

真夏の野池

2021年08月02日 | 野池
 琵琶湖などでは新規ポイントはかつぎ込み等などが必要だったりと簡単なポイントは少ない中、確かに釣果に関しては2回3回と連続で入ると確実にアタリが貰えることは多いと思われます。
 琵琶湖であれば鯉がいることは間違いないのですが、田舎らの山間にひっそりた水を湛えた野池では、果たしてそこに鯉が生息しているかどうかすら不明です。
 しかし今の時代、これだけバス釣りが盛んになってきて、バス釣り人口も多く、鯉釣り師に聞くよりも多くの情報をバスマンが持っているのも事実です。私も釣り場で出会ったバスマンと話すことも多く、同じ釣りを愛好するものとして釣り場で良い人間関係から得られる情報も貴重と言えます。
 先日、地元の別の野池でバスマンと話する中で、あの池に鯉もいたという情報から今回その野池に初挑戦です。
 私の自宅から車で20分ほどの本当の山間の野池です。池の周囲は2kmほどで、最深部は10m以上の水深がある水質は綺麗な野池です。
 これまで紹介してきた野池は、バスマンの情報とともに鯉釣り師の情報があったり、また鯉のもじりから鯉の姿を確認できたことから確実に鯉が生息していることは確かでしたが、今回の野池はバスマンの情報だけで、鯉釣りをする人もいなく、鯉のもじりも確認できていない中での挑戦です。まずは池の雰囲気、
野池にしては深いです。石碑にこの池のできた経緯等が文字で刻まれていましたが、いま野池の形になったのが昭和35年で、水深は10m以上あるようです。
写真の左側が堰堤です。池の下からこの堰堤を眺めると20mはあるくらいの高い堰堤です。写真の右手(南側)に奥深くワンドが続いています。
これが南側のワンドです。一番奥が流れ込みで浅くなっていきます。今回竿を出したのは、写真の右に見える岩場から右側の岸に沿ったポイントで急なかけ下りになっていて右の岸から20mほどで10m近い水深になっています。実際この水位ではこの岩場から正面に投げるか左側の堰堤に沿って投げるかしかポイント的にはない感じです。
 そこで、今回はこの岩場から右岸に平行に岩場から40mほど、右岸か20m
ほどのポイントに決めてのアタックです。
 ほとんど鯉釣りの竿は入ってないので、日中の釣り時間での勝負です。すれた場所なら夜に食ってくることが多くなりますが、この池のようなほとんど竿が入ってない場所では日中で十分勝負できると思います。
 六時に釣り場に到着して、米ぬか1kgとパン粉少々とコーン1kgを水で練ってスポンプを使ってフィーディングします。だんごにすると15個くらいの量になりましたが、その後ボイリーも数掴みをフィーディングします。ボイリーはツナモルツの16mmが私の定番です。
 六時半に第1投。竿は1本です。2本にしようかと思ったのですが、ポイント的に狭いので1本でいいかと。
 くわせ餌は、撒き餌の関係でワフター+コーンのポップアップの組み合わせです。前回の精進湖でもこの食わせで食ってきているので、初めての場所でも通用することは確認できています。今年に関しては、水月湖始めとするこれまでのフィールでも実績があるくわせ餌であります。
 今回は第1投が六時半で納竿が昼の十二時半と6時間の釣行でした。あたりは全くなく、果たして鯉がいるのかということからの釣行でした。しばらくは餌慣れさせてじっくり勝負してみようかと。幸い朝のうちは日陰もあるので木陰で本を読みながら誰もこない野池の雰囲気を堪能できました。
 次回はなんとか食わせたいですが、鯉のもじりもなく、果たして本当に鯉がいるのか、そこからの釣りです。そんな釣りもまた楽しからずや、そんな真夏の野池シリーズの始まりです。



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