リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

夏の野池3

2024年07月28日 | 野池
 夏の早朝、まだ日が昇る前に自宅を出て、釣り場に着いた時にも、まだ朝の涼しさを感じられる時間帯でセットを完了して、そこからゆっくり静かなひと時の中での朝食は気持ちをリフレッシュできます。これが夏場の野池の釣りの始まりのひと時です。
 しかし今回は家を出た直後、まだ日が昇る前の暗い状況の中で、峠越えの道中で、カーブの直後に山から出てきた鹿3頭と出くわし、ハンドルと切ったにも拘わらず、避けきれずにそのうちの一頭の鹿とぶつかり、鹿はすぐその足で逃げていったにもかかわらず、車の前と横のフェンダーが破損して、他にもその衝撃で痛んでしまって、修理と相成りました。また、釣り場の近くでも鹿に出くわし、この時期の早朝は鹿が良く出るので、そういうフィールドでは皆さんも注意してください。どれだけ費用が掛かるのか、保険対応するのか、想定外の出来事に参りました。
 今回も夏の野池第3弾として、暑さがしのげる野池に直行でした。今回の釣行は、友人のアングラーも参加して、3名での野池チャレンジになりました。メーターが上がったポイントに一人の友人が、そして前回90オーバーが上がったポイントにもう一人の友人が入ってもらい、私は第3のポイントに入りました。釣り座に着いたのが、朝の7時半くらいで、メーターポイントに入った友人は朝6時に第1投を終え、私が到着したときには、仮眠とっている状況でした。もう一人の友人が少し遅れて来る前に、私は2本のロッドをセットします。
 タックルは前回と同じで、今回も少し遠投を意識したポイントなので、ベイトボートを活用して、3個の団子と少しのボイリーを竿1本に対してフィーディングして、食わせはユーロカープのブラッドワームの20mmシングルをブローバックにセット完了です。今回は餌を打つ直前に鯉のもじりと泡付けが見られ、それを狙ってのアタックになります。
写真の真ん中のところに喰わせ餌とボイリーをセットして、団子は後ろの皿に2,3個載せます。そしてポイントまで運んで、まず後ろの皿をリモコンではね上げて、団子を落とします。次に少しボートを前進させ、真ん中の皿のボタンを押して、下のふたが開いて、下に喰わせ餌とフィーディングボイリーが落下します。仕掛けが絡む心配もなく、確実にセットできます。食わせボイリーの近くにフィーディングボイリーも落下するので、量は少なくして、魚に警戒心を起こさせないようにします。
 もじりや泡付けの様子からは、早く当たりが出るのではと、期待したにもかかわらず、なかなか当たりは出ずに、結局昼になっても当たらず、期待が遠のきます。
 昼食を終え、遅れてやってきた友人も竿をセットし終え、私とその友人の釣り座で3人並んで鯉釣り談議を始めていた時、時刻は午後の2時半ごろでしたが、突然目の前の私の竿のリールがドラッグの音を鳴り響かせながら逆転し始め、道糸が出ていきます。ぎょっと一瞬の沈黙の後、当たりと直感して竿を持つと強烈な引きが竿を伝わって来ます。70mほどの距離のポイントなのですが、深場に潜ろうとする鯉の動きが竿を通して伝わって来ます。竿を溜めながら、クイックドラッグの調整をしながらゆっくりリールを巻き始めます。
 20mほど巻いたときに、掛の木にこすれる感じです。それでもじっくり寄せにかかる中で、暫くして、掛から道糸が外れ、その瞬間鯉は横走りを開始です。手ごたえから90台はあるかなと感じながら、二人の友人が見つめる中で、確実に寄せてきます。何度か頭を上げそうになりますが、そのたびに尾びれを翻して抵抗します。スタミナも十分ある感じで、なかなかネットインは難しい中、ゆっくり時間を掛けて、何とかネットイン。目の前での当たりで、その意味では3人ともビックルしながら、その一瞬の感動はいつまでも語り草になりそうです。型も満足サイズで、

96cmで、メーターに続き、このフィールドの2番目の大きさで、感動的な今回の当たりに、3人で何回もその感動を反芻するくらいに語りながら、その余韻を楽しめました。
 私は。翌日早朝にに自治会の草刈りがあり、友人二人に後の大型を任せ、先に釣り座を後にしましたが、気持ちよい当たりと、もじりの後を狙っての第1投目に当たりをもらい、気持ちよい帰路となりました。その後の友人の当たりはどうなったのか、気になりますが、夜と翌早朝に当たりが前回あり、そこが今回の拠り所でもあり、期待したいと思います。友人二人は、ロニーリグにポップアップとワフターの組み合わせで、私はシンプルなブローバックにボトムのシングルボイリーで、その仕掛けの違いがどう出るのかという感じですが、友人二人の結果を楽しみにしたいと思います。



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