リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

遠征前に3

2024年05月27日 | 野池
 今回も遠征前に、地元の訓練の場である野池の釣行についてです。前回とは異なる野池で、竿とリールも変えて臨みますが、その他のタックルに関しては、同じものです。

 竿:CENTURY C2 13ft 3.5lb 2本
リール:UKSHIMANO MEDIUM BAITRUNNER XT-A LONGCAST 
この竿とリールに関しては、このブログの竿とリールのカテゴリーで解説してありますので、参考にしてください。
 
 午前9時に現地に到着して、第1投です。これからの季節、日中は暑さ対策が必要になってきますが、ここは木陰がたくさんあり、助かります。さらに私以外に釣り人もいなく、釣れるつれないも私自身の影響が強く、自分の釣り方を冷静に分析できる場として、訓練の場として考えています。景色もよく、今の私にとっては貴重な釣り場です。

 大体が5,6時間の釣行になりますが、その分、遠征などの長時間釣行とは違った釣りの趣になります。それもまた楽しみの一つでもあります。午後3時までの6時間程度の今回の釣行ですが、前回の野池探索時と、別の野池釣行時の帰りにフィーディングをしておいたので、少しは期待できそうですが、如何せん当たりは遠い場所なので、1本当たれば十分と考えていました。

 昼になっても当たりはなく、少し疲れから車で横になっていた、午後1時半ごろに「ピー」というワン切りの当たりを知らせるバイトアラームの音にに、??。風にしては、おかしいと思い、バイトアラームの受信機を見つめていると、今度は連続音。当たりだと確信して、釣り座に向かいます。立ちこみが必要になる可能性もあるので、長靴に履き替え、釣り座まで50mほど山道を急ぎます。釣り座に着くと、糸が止まっていますが、糸の張り方を見比べて左の竿に当たりがあったと確信して、竿を持つと、どうも藻に絡んでいるようで、鯉も止まっているようです。大した藻ではないので、道糸で切って、リールを巻き始めると、突然鯉が走り出します。今回のリールはクイックドラッグではないので、事前にドラッグを緩めておいていますので、何とか対応はできます。このリールは名前からも分かるようにリアドラッグもあるので、当たりの際やセッティング時は便利ではありますが、やり取りの中ではクイックドラッグよりは少し強めにドラッグを締めた状態で、急な引き込み時に道糸が出るような強さに設定しています。

 喰った所の水深も深くはないので、鯉は横走りすることが多く、向きを変えたりする練習や掛にはいられないように竿さばきをすることなど、いろいろ訓練できる場所になります。何とかその訓練を実践しながら5分ほどでネットイン。



88cmの細い体型ではありますが、尾びれも大きく、お腹まで黄色い鱗で覆われた野鯉タイプで、引きのスピードも速く、養殖系と違う引きを楽しませてくれた1匹でした。その後すぐフィーディングして、連続ヒットを狙ったものの、当たりはなく、午後3時に納竿になりました。

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