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小さな幸せが嬉しいなぁ~*♪

わんちゃん大好きです。

泣いたり笑ったりの病室&母上様の事

2017年11月12日 | 日記

娘も息子も朝早くから来てくれていた。

この日も息子は来るなり泣く.....お父さんが可哀想だ。可哀想だと言って。

そんな...息子を見ると。

涙を拭いているそのハンカチはくしゃくしゃになっていて...それも花柄。

えぇ...それ....母のだよっ。

きれいにアイロンをかけてハンカチの中でも一番大事にしていたもの。

泣くのはいいけど...自分のハンカチで泣いて!

私も娘も...もらい泣きしながらも女性用の花柄のハンカチを使っている

息子のことがなんだか可笑しくなってしまった。

そして...椅子に座ったまま夜を過ごした私の足は

靴から肉がはみ出していて象の様に浮腫んでいた。

こんなに浮腫んだ足を見るのは初めてだったので可笑しくって娘と笑った。

こんな緊迫している時でも....可笑しい事があると笑えるんだなっと思った。

どんな時でも気持ちはどん底までは落ちない。

そんな自分の性格に改めて良かったと思った。

相変わらず...点滴が切れると苦しくなってしまう。

息苦しいので指先に付けている酸素濃度を計っている物や酸素マスクも

煩わしくって外そうとする。

苦しさもだんだん増してきている様だった。

私も息子も娘も....もう....命の期限が迫ってることは感じていた。

この日の兄とのラインは....葬儀の話にもなっていた。

もう...そんな話になるの! まだ死んでないのにと兄は戸惑っていた。

でもこの事は他の事で重なってしまう可能性もあったので葬儀の日程は

重要な事でもあった。

 

ここで....母上様の事も書いておかなければ....。

尿が一滴も出なくなった三日の日は診察に行っていた。

先生からこのままだと...後数日しか持たないですよっと言われた

その直後くらいに施設からの電話が入った。

あの....モトさんがもう意識が薄くなっていますから

いつどうなるかは分からない状態です。

えぇぇぇ! そうなんですか....今こちらもこういう訳で

すぐにはそちらには行けそうもないのですが....

どうしたらよいでしょう!!

大丈夫ですからモトさんの事はこちらでしっかりと最期まで看取りますから

今はご主人様についていてあげてください。

これまで母上様のところには頻繁に行っていたので看護師さんとの

信頼関係は出来ていた。心強いことを言って頂いて本当に嬉しかった。

あぁ....良かった

有難かった.....母上様の事お願いします。

じいちゃんパパさんがそのことを知って。

それじゃ.....二人の葬儀になっちゃうな。と、言った。

それが現実になってしまうとは....この時点では予想もしていなかった。