もう10年以上前になるが、県の介護センターで、認知症サポーター講座を受けた。
その講座の中に、
「介護者が倒れては、何もならない。
ストレスを発散しながら介護しましょう」
・自分の為に、綺麗になりましょう、レンチン蒸しタオルを顔に置いてからのお肌の手入れ
・ストレッチ
など、その講座に組み込まれていた。
一緒に行った友人は、義母を看ていて「看とる」と、言っていた。
が、その義母さんが、悪態をつくようになり鬱になった。
発散が苦手だったかも知れない。
と、言うのは3分間の間に「好きな事、好きなものを書く」と言うのがあった。
家族、ジュリー、映画、絵画鑑賞、ねこ、犬、珈琲、カフェ、旅、ドライブ、サッカー、食べ歩き、おしゃべり、、、、思いつくまま40以上書いた私だが、
友人は、何と10個程しか書いてなくて、、、それも、夫、息子、孫、母と言うような身内だけだった。
好きな事が多ければ良いと言うのではないが、辛さや疲れを癒す物は大事。
これは、介護だけに言えることではなく、自身が高齢になるにつれてもそう思う。
好きなものがあるって大事。
(最終的には、好きでも向き合えなくなるんだろうけど)。