風吹くままに

温泉県に暮らすマリの日常

すずの爪あと  乃南アサ

2024-02-18 12:26:00 | 日々のこと





読み始めて驚いた。
初っ端の「すずの爪あと」。
2016年に「小説新潮」に掲載。
乃南アサ版「吾輩は猫である」。
主人公はふくという猫。
子猫の時に多絵ちゃんに拾われて、
家族間の諍いはあるものの、愛される日々。
そして一年が経った頃ある出来事が起こる。
猫が主人公なるも、、、そこじゃない。
何に驚いたか?
2007年前後の能登半島、珠洲市を描いた物語だった事。
ある出来事とは、能登半島沖地震。
それから約17後の2024年の元旦にも、、、。

社会派の乃南アサさんの力量を感じた。




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4 コメント

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Unknown (a0qza1548)
2024-02-19 09:04:13
不思議ななりゆきですねぇ。
これもまたリストに上げます。
今は東野圭吾の「魔女と過ごした七日間」の前2作を読んでます。
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Unknown (maritosi1152)
2024-02-19 12:05:42
@a0qza1548 東野さんのその作品こちらに置いてないし、、、何読もうかな?と、結局乃南さんになって、かりたらすずは珠洲市だったの。
他の短編も面白いよ。乃南さんお得意のゾワーの方が多いけどね。
オカンさんは、ゾワーは、大丈夫かな?すずは、ゾワーじゃないです。
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乃南 アサ (りりん)
2024-02-20 19:32:35
こんばんは
乃南アサさんの著書、何冊か読んでるのですが、この本はまだなんです。
読んでみますね。
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Unknown (maritosi1152)
2024-02-21 09:11:32
https://blog.goo.ne.jp/sayusayu_008
りりんさん、おはようございます。
乃南アサさんは、好きな作家です。ゾワ〜っとするのもありますね。この短編集には、さえ言うのも収められていました。
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