山口二矢(おとや)供述調書―社会党委員長浅沼稲次郎刺殺事件 | |
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生まれる前の事件だから、なんとも、文字から全てを知る以外
手立ては無いのだけれど。。
日比谷公会堂で、近く解散総選挙が行われる情勢での演説会。
2500人の聴衆の目の前で日本社会党委員長・浅沼稲次郎が、
17歳の右翼少年・山口二矢に暗殺された事件。
山口二矢はその場で現行犯逮捕をされ、東京少年鑑別所の単独室で
「七生報国 天皇陛下万才」(原文)の文字を監房の壁に
残した後、自殺した。
この事件が発端で、刃物の追放運動が起こり、要人警護は見えない
警護から、見える警護に変わった。
暗殺の映像を放映したことから、残酷なシーンの放送方法が色々
自己規制されるようになるり、さまざまな物が変わる契機となった事件。
新刊案内がアマゾンから来たんですよね、ちょっと読んで見たくなりました。
この表紙の写真は、少年が浅沼にとどめを刺そうとする瞬間をカメラマン
長尾靖が撮ったもので、この写真で長尾は日本人初のピューリッツア賞を
受賞した。
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