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白ウサに踏まれた日

うさぎと人間のこと
うさぎブログ

うさぎのご飯

2007-11-10 00:51:01 | うさぎのこと
初代のウサギと暮らし始めたのは、
もう15年近く前になる。
当時は牧草も品質の良いペレットも
なかなか手に入らないものだった。
だから、
初代のウサギのご飯はペレットで、
ソバや、パスタ、乾燥芋に、大根切干などが、
とても好きだった。
当然、盲腸糞を残しまくりだった。
様似共栄牧場の牧草を与えるようにしたが、
好物はあいかわらず、サツマイモだった。

2代目のMOGUを育てるときは、
やっぱりウサギには草だと決めた。
生活環境も変わり田舎に移ったので、
家庭菜園の新鮮無農薬野菜も、野草も、
手に入るようになった。
家に来てからのMOGUは、
冬場は、大根葉食べまくりですごした。
大好物は、貴重品のニンジンの葉と、
タンポポや野ゲシの葉だった。
大嫌いな薬も、野ゲシの葉にくるめば、
がんばって食べた。

ノンタンは野良ウサギだった。
昨年10月、駐車場で保護された。
その時点で、白い毛皮がかなり黄ばんでいたので、
結構長い時間、野良だったのかもしれないと言われた。
だからなのか、
ノンタンは庭に生えている稲科の雑草が好きだ。
ススキも、赤マンマも、コオニタビラコも、
ハルジョオンらしき葉っぱも、喜んで食べる。
もちろん、牧草も好きだし、
ウサギらしくニンジンは大好物で、
甘党なので、果物も大好きだ。
特にスイカは、
くるんであるラップごと、かぶりついてしまうほどだ。
ラップごとは、二度と辞めてほしいと切に思う。
人間のお菓子やパン類などは、人間のだから、あげない。

ある日のノンタンのご飯。
朝(7時時頃) ペレット一掴み
夕方(17時頃)カブの葉っぱ一束(ご近所の家庭菜園より)
夜(24時時頃)ペレット一掴み
        キャベツの外葉2枚(スーパーでもらう)
牧草 無制限

夕方は家族の手によるため、
多忙や不在のときには省略される。
ただ、ノンタンは一気に食べないので、
ケージの中には、常に、何かしらの葉っぱが吊る下がっている。
葉っぱ類は多少しなびてもそのままだが、1日たったら捨てている。
スーパーでもらうキャベツの葉がご飯なのは、
我ながら、あまりウサギ想いではない証だと思う。

ペレット
ニッパイヘルシープレミアムシニア用(600グラム入)

牧草
オリミツ ロングマット
ハイペット バスチャーチモシー、やわらかチモシー
渡辺牧場 混成1番、2番、チモシー2番
US/カナダ産牧草 スーパーグレードチモシー1番 など。

渡辺牧場とカナダ産の牧草は、箱ウサギさんから購入している。

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ノンタンは暗い場所が好きだ

2007-11-08 02:02:07 | うさぎのこと
深夜、
明日の仕事の準備をしなければと、
パソコンに向かい、
ほんのちょっとのつもりが、
ウサギのブログにはまる。
気がつけば、
そのまま寝てる。

ほんのちょっとのつもりだったので、
ノンタンのトイレも掃除の途中。
電気は煌々と灯いているし、
パソコンはブゥブゥうなっている。

はっと気がつくと2時、3時、
へたすると朝までそのまま。

これではウサギにとって、
健康的とはいえない。

ノンタンのお気に入りは、
机の下、棚の上、
ほんのちょっとの隙間に、
もぐりこんで寛ぐ。
やっぱり、
夜は暗くて静かなほうが好きらしい。

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ウサギの家

2007-11-07 01:34:24 | うさぎのこと
ノンタンが使っているのは、
MOGUの使っていた中古品。
もちろん、きちんと洗って、日光消毒もしてある。

ケージは、知人の犬が使用していたものを、
MOGUがもらい、今はノンタンが使っている。
横90センチ×奥行き60センチ
それなりに大型なので、
入ってしまえば、まぁ寛いでいるようだ。

床には、新聞紙とペットシーツを敷いたあと、
風呂用すのこを切って敷いてある。
アイリスのトイレの下の部分は、
すのこを切り、
トイレがすっぽり入るようになっている。
水切りカゴのトイレは、
このすのこの上に置いている。
右部分は、その上にさらにもう1枚、
風呂用のすのこを重ねている。
食事をして寛ぐ居間という想定だ。

すのこを重ねて、高さを調整しているのは、
先代のMOGUが、なかなかトイレを、
覚えなかった故の工夫だ。

ウサギを育てる

2007-11-06 00:33:08 | うさぎのこと
先代のMOGUは、
生まれて2ヶ月たった12月に頂いてきた。
冬の間、ご近所の家庭菜園に育つ、
大根葉を食べまくって大きくなった。
小さいウサギも可愛いが、
すくすくと元気に育っていくのは、
とても楽しみだった。

昨日は飛び越せなかった場所が、
今日は飛び越せるようになる。
はっと気がつくと、
高さ90センチの棚の上で、
もぞもぞしているウサギがいた。
ホーランドロップのぶっとい足で、
簡単にジャンプしていた。

MOGUは血気盛んな男の子だったので、
数ヶ月もたつと飛びシッコがはじまった。
部屋の中の隅という隅にトイレを用意した。
それでも、
ピュッと思いっきりかけるので、
壁も床もシッコの染みだらけになった。
それから、
自分のシッコに、あごをこすりつけて、
うっとりとしていた。
最初は、なぜあごが濡れているのかわからなくて、
不正交合を心配して病院に連れて行った。

人間の腕に絡み付いてきては、
カクカクしたのもその頃だった。
おかげで人間の腕には、
甘噛みの青痣が消えることがなかった。

1年半たった時に、去勢手術を受けた。
はじめてウサギに手術を受けさせるのが、
心配で、心配で。
無理を言って、麻酔からさめる時まで、
たち合わせてもらった。

去勢手術を受けた後は、
飛びシッコもなくなり、カクカクもおさまったが、
人間が大好きで、撫でられるのも大好きだった。
人間が布団に入ると、丁度手の届く所に、
撫でてくれと寝そべるような子だった。

4歳の3月、急にペレットを食べなくなった。
それまでも、時々軽いうっ滞を起こしたことはあったが、
すぐに回復していた。
ところが今回は、どうも様子がおかしい。
レントゲンをとり、血液検査をした。
レントゲンには、大きく肥大した心臓と、
白く影のかかった肺が移っていた。

それから6月に逝ってしまうまで、
MOGUは2回くらい、奇跡的に回復した。
毎日のように病院に通い注射をしたときも、
MOGUは、一回も暴れることがなかった。
病院に行くのを嫌がることもなかった。
薬を飲むのが苦手だったので、
大好きなニンジンの葉や、バナナなどに、
粉薬をかけて食べさせた。
相変わらず、撫でられるのと、
ゲージの外に出て散歩するのが大好きだった。
絶対安静だったので、散歩させることは、
殆どできなかったのだけど。

そして、
3度目に悪化したときは、
利尿剤を打っても、肺の水が抜けることはなかった。
何日か注射に通った後、医師から、
何でもよいから食べさせて、
あとは、側に居てあげてください。と言われた。

水に浸したパンを少しだけ食べた。
残っていたわずかなニンジン葉を食べた。
あとは、じっと座っていた。
背中を撫でると、3月には2.7キロはあった体重が、
すっかり減って、骨に触れた。

そしてMOGUは逝ってしまった。
まだ5歳にもなっていなかった。

写真は1歳か2歳の頃のMOGU
庭で穴を掘るのも、とても好きだった。
とても、可愛いウサギだった。

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爪を切る

2007-11-05 01:18:54 | うさぎのこと
ノンタンは爪きりが嫌いだ。
押さえつけられるのがイヤらしい。

だが、長い爪は凶器になる。
人間の腕は、青痣とみみず腫れだらけだ。
したがって、イヤだと言っても、
切ることにしている。

さて、家のウサギは仰向け抱っこも嫌いだ。
そして、爪を切る人間は1人しかいない。

まず、人間は机の前に座る。
ウサギは膝の上で机に向かって座らせる。

そのままの体制で、
左前足を机の上に出す。
あとはギロチン型爪きりでバシバシ切る。

本当はこのあと、
ヤスリもかけたいところだが省略する。
ノンタンはそれほど我慢強くない。

右前足を持ち上げて、同様に切る。
ウサギは身もだえしてブゥブゥ言う。
人間は「痛くない、痛くない」と言いながら
容赦なく足先を押さえつけ、切り続ける。

前足が終わったら後足。
以下同様に約10分程で、
すべての爪を切り終わる。

使用道具
ハチコウ商事 Craftsmenペット用爪切り
以前は、ネコ用爪きりでしたが、
こちらのほうが切れ味がよいです。

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ウサギの揉み方

2007-11-04 15:43:26 | うさぎのこと
ノンタンは人間が部屋に居る間は、
ケージに入らず好き勝手に暮らしている。
夜更かしな人間が布団に入る深夜も、
お気に入りの棚の上にこもったり、
枕元にきて布団を掘ったり、
あるいは、伸びて寛いだりしている。

その場所が、人間の手の届く所ならば、
マッサージをするのに丁度よい。

立ち耳ウサギなので、
耳の根元を揉まれるのは、
なかなか心地良いらしい。
右の耳、左の耳、
根元をぐりぐりしていると、
やがて、うっとりと目を閉じて、
ぎりぎりと歯を鳴らす。

鼻面も気持ちが良いらしい。
指でこすこす撫でると、
これも、うっとりとしてくる。

ノンタンは一度だけ、
急な寒さのせいか、
または、
その時点で子宮癌があったせいか、
うっ滞を起こしかけたことがある。
体中が冷え切って固まっていた。
そのときには、
暖めて、撫でて撫でて回復した。

その後、お腹の調子は良さそうだが、
気が向いた時には、
胃腸によいツボがあるという、
背中のマッサージも行う。
背骨の両脇を、ゆっくり揉みほぐす。
親指の腹で揉むと、
固く凝っていることがある。
ノンタンはぐりぐりと歯を鳴らし、
目を閉じてされるがままになっている。
少しは、心地良いのかもしれない。

もちろん、
イヤだったら、
黙って揉ませるようなウサギではない。

なんだか、

2007-11-03 01:15:28 | 人間のこと
心の中がざわついている。

最初はただ、心配なだけだった。

それが勝手に、
自分の中で話がふくらんでいき、

囚われた。

私は、
思っている以上に、
心配できる対象を、欲しているのかもしれない。

はじめて暮らしたウサギのこと

2007-11-02 01:25:41 | うさぎのこと
出会ったのは、
もう10年以上前になる。
7年近く、一緒に暮らした。

はじめてであったときは、
ポケットに入る子うさぎだった。
とても人懐こいウサギだった。
誰にでも愛想よく、
ぺろぺろと舐めてくれた。

トイレの覚えは悪かったし、
あちこちかじっては、
破壊したけれども。

それでも、
あんなに気立てのよいウサギを
他に知らない。

最初に彼女と出会ってしまったから、
私は、ウサギとの暮らしから、
抜け出せなくなった。

数少ない写真の1枚
6歳頃と思われる。

ノンタンの後ろ頭

2007-11-02 00:07:33 | うさぎのこと
好奇心旺盛だから、
どこにでも、首を伸ばす。
少しライオンが混ざっているのか、
耳の生え際の毛は、
ぽわぽわと長い。

怒るウサギ

2007-11-01 00:11:11 | うさぎのこと
うさぎの意思表示「足ダン」

前脚を軸に、
後ろ脚を跳ね上げる。
ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、

うさぎが
仲間に危険を知らせるときの行動。
転じて、
気に入らないこと、
嫌なことがあるとき行われる。

ノンタンの足ダンを初めて聞いたとき、
こんなに小さな体が、
なんと凄まじい音をたてるのかと思った。

先代のうさぎも、2代めのMOGUも、
とてもおっとりした温厚な性格だったから、
足ダンなんて聞いたことがなかった。

ノンタンは足ダンを繰り返す。

突然入って来る人間がイヤ。
突然立ち上がる人間がイヤ。
家の外から聞こえる、
○○の音が、ものすごくイヤッ。・・

凄まじい勢いで走り、
凄まじい勢いで後ろ脚を叩きつける。

仕方がないので人間は、
嵐が過ぎ去るのを、ひっそりと待っている。