暑中お見舞い申し上げます
やっと蝉の声か聞こえるようになりましたね。
超巨大台風がやって来て、同時にちょっと体調くずしました。
≪メサイア≫合唱団鯨のコンサートは、成功裡に終わりましたが、今回、音楽について新たな気付きがありました。
同じメサイアの演奏が、黒岩英臣先生の指揮ですと、とっても現代的でありながら、素朴な喜びと感謝にあふれて生き生きして若々しかったんです。とってつけたような重々しさがなくって・・・。
演奏会の準備にあたって、何枚かのCDと聞き比べ、自分なりに研究して臨みました。どこが違うのかと考えながら・・・
テンポ感があって、それでいながらこの上なく細かい音楽的な表現があって・・・。アマチュア合唱団が付いて行くのは大変でした。ある意味、オーケストラとソリスト(特にソプラノ)の表現に支えられていた感じでした。
他の指揮者にはない、”生きた現代の宗教曲”を演奏したと思いました。キリスト教を過去の既成宗教ととらえて、形式にこだわった演奏をしているのに対して、今、変ろうと努力して(もがいて)いるカトリック教会の理想的な信仰の在り方を表現しているように思いました。それに、少しでも関わることが出来てうれしく感じました。合唱団としては、まだまだ、研究や練習が足りないと感じましたけれども・・・。
他の指揮者にはない、”生きた現代の宗教曲”を演奏したと思いました。キリスト教を過去の既成宗教ととらえて、形式にこだわった演奏をしているのに対して、今、変ろうと努力して(もがいて)いるカトリック教会の理想的な信仰の在り方を表現しているように思いました。それに、少しでも関わることが出来てうれしく感じました。合唱団としては、まだまだ、研究や練習が足りないと感じましたけれども・・・。
ところで、ソプラノのソロを聴いていて、初めて気づいたことがあります。クラッシック音楽でもラフマニノフなどのピアノ曲には、アドリブ部分がありますが、声楽でもあるんだと認識しました。昔、ちょっとだけならったジャズヴォーカルやゴスペルでは、あたりまえなんだけれども、作曲者の指示した音符以外をこんなに自由に歌う部分があるんだなと、ちょっとびっくりしました。ソロがとっても潤った感じで、甘美に聴こえました。アップテンポなコーラス部分との対比からいうと、効果的なように思いました。