次の制作へ。音とともに。

今度取り組むことになったのは何と木版画。
「版」を使った作品によるグループ展を、ギャラリーさんが企画してくださり
ありがたいことに出展のチャンスをいただけた。



こうして度々様々な形での展示機会を戴けることで
私は幅を広げることが出来ているんだ、と思います。
なぜなら、私はこんなことをしながらも
『出来ることならやりたくない』という
シャドウ・まりあがぶりえるが色濃く存在するので(笑)
機会がなければ腰を中々上げずにいるだろうし、
また未体験な世界・・・今回の版画や、7月の写真など・・の持つ
楽しさや喜びを知らずに人生終わってしまう可能性が十分にあるから。
だから、お声をかけてくださるオーナーさまには　本当に感謝しています。



で、只今制作真っ最中な訳だけれど
日頃私は　BGMを流しながら制作をすすめることは
集中を削ぐように思えて
普段は音楽のない環境で制作していました。



なのに今回。
木版画の下絵を木板にトレースし、今彫り進めているのだけど
そのBGMに、
今年に入ってご縁を戴いたヒーラーの威徳観音さんが
オリジナルで作られているCDをかけています。


威徳観音さんのページ↓
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=23187879


初めて彼女の音楽を耳にしたのは、観音さん宅にて
レインドロップ講習を受けた時のこと。
聞こえるか聞こえないかくらいのボリュームで、さりげなくBGMとして
流しておられたのだけど、
ある瞬間それがふと耳に入ってきて
「あっ、このBGMがあるとすっごく入りやすいかも！」と感じました。



さらに最近、プライベートでもマッサージの機会が増えてきているので、
その際にも使えたら、という思いもあり。
観音さんはもう何枚もCDを制作されているので、その中から
「月と植物」「黎明」「誕生」「祝祭」の4枚を選び購入。
とっかえひっかえ聴きはじめて1週間。



制作時も何かと雑念が多い私が、彫り作業の時に
何故こんなに気持ちがクリアいられるのか不思議！
この音があることで、逆に作業がはかどっているという不思議現象。
今もこの文章を打ち込みながら『黎明』を聴いているのだが、
言葉にならないでいたモノが、労せず自然と言葉になってきている感覚があります。
一言で言うと、「はかどる」ということですね。
木彫作業の時は『月と植物』をかけると結構その場に
入っていけるように思います。



もう一つ、これらのCDの思いがけない使い道は、ダンス！



私はじっとしているとエネルギーが停滞して
心身共パツパツになることがあり、
そうなると制作に入ってもマッサージに入っても泥沼化して辛くなるだけ(笑)
エネルギーの「ガス抜き」とグラウンディングには
身体を動かしたり呼吸するのがイチバンなんだけど
そんな時のダンスのBGMにうってつけということが判明！



「誕生」はどこかエキゾチックで「祝祭」のちょっと鳥肌系？の盛り上がりも
私のダンスのツボに結構ハマっていて
かといって、ビートが効いたリズムが延々と続く訳ではないところも
好きですね。



曲によっては、人の声、言葉が入っているけど
それも楽器の一部のような使われ方をしているので、
日本語の歌の、なまじ意味がわかるから起きがちな
言葉に捕まってしまうということもありません。
本命の、マッサージの現場でかける機会はないけれど、
それもまた、自分や受け手にとんなものをもたらすのか楽しみです。