太鼓でダンス・メディテーション！

11日土曜日、敬愛するセラピスト映蓮さん主催の
ダンスイベントに参加してきた。
その場の音とエネルギーを感じながら、同時に自分の内面と向き合い
かつ、思い思いのコスチュームで自由に踊れるという、
セラピーとダンスが融合した恒例のワークショップ。
私にとっては、安心安全の中で表現・解放できるという
なくてはならない嬉しい場の一つになっている。



単純に楽しむのもアリだけど
解放したい「腹にイチモツ」を抱えながらの参加者も多い。
私も例外ではなく、最近自分の中でクローズアップされてきた
いくつかの性癖のことがずっと頭にあって
いやーどうしたものかなこれは、と思いながら
会場へ向かう電車に乗り込んだ。



ところが、その車中で読んでいた本のある箇所に差し掛かった時
腹に抱えていた「重い物」がふと軽くなった。
（長くなるので、この本と箇所は後日紹介）
思えばここから、今回のワークショップは始まっていたのかもしれない。



そのまま、いい感じでワークショップに突入。
親しい顔、初めて会う人達入り混じって、今回の参加者は30人ほど。
高熱を押して参加した仲間もいる。
そうさせる何かが、この場には必ずあるから！
今回のワークショップは2部構成。第2部はN’DANA with a-sukeさんによる
何と生太鼓演奏で踊れる！！ことになっているのでパワー温存、
第1部はいつもより軽めに踊る。でも身体と内面を一緒に感じながら。



第1部と第2部の間に、これまたいつものように
一人一枚女神カードを引いていく。
引いたカードには、必ず必然がある。
自分が引いた女神の資質で、今の自分に思い当たるものは？
それは自分にとって何を意味しているのか？
思いあたることがなくても、今の自分はその資質を必要としているのではないか？
その女神の資質を意識しながら、女神のサポートを感じながら第2部を踊る。



子供のころから動くことは好きだったが
自分を探求すればするほどに
鳴りをひそめていた暴れん坊だった子供の自分がドンドン目覚め始め、
この手のワークショップでは大抵躊躇なく踊りまくる私。
が。
最近は男性の参加者もちらほらいて
今回はさらに3人の男性パーカッショニストを前に踊る。
彼らを前に、私はどう反応するだろうか・・・



参加者は老若男女関係なくさらに増え
開始前から熱気ムンムン。
そして、リズムは私の大好きなアフリカン♪
目を閉じて、鳴り物の転がるような音に耳を澄ませる。
音がいったん静まり、いよいよ太鼓が響き始めたその時。
私の暴れん坊スイッチが入った。



第2部は2時間あるのにのっけから飛ばしまくる。
一曲目から既に息が上がる。
静かな曲もあり休み休みしながら、太鼓が鳴り始めると席を立ちステップを踏む。
というか、踏まずにいられなくなる(笑)。


踊りながら男性奏者の前に出た。
前に出ながら感じてた。
目を合わせるなんて恥ずかしい。バカにされるかもしれない。
そんな極端にシャイで繊細な自分にも気づいた。
それでも、気づきながらも頑張って彼らと向かい合って踊る。暴れまくる。
次に出ていった仲間が、奏者ともっともっとガッツリ向き合い、
掛けあいながら踊っているのを羨望の眼差しで見つめる。



凄いなあ、あたしはあんなにマトモに向き合ってとても踊れない。
そう、思った。
だけど、それでいいのだ。そんな自分を抱いたまま踊っていいのだ。
だって、とにかく踊りたいんだからっ！！



仲間達の艶姿や、第2部から参加して最前列で踊りまくる大勢の子どもたちに
感嘆しながら、惜しまれつつ第2部も終了。
ワクワクの余韻を味わいつつ着替えながら、
すっかり忘れていた女神カードのことを思い出していた。





DIANA（ギリシャ神話のアルテミスと同一という説もアリ）。
月の女神。狩猟の女神。大自然。野性。子供らしさ・・・
それは、ここのところ悩みの種だった私の厄介な側面と対極の性質。
少なくとも踊っている時の私は野性児で
子供のように瞬間瞬間、一人であることを間違いなく楽しんでいたな、と。。。



会場を出て、N’DANAのMASATOさんとありがとうの握手をした時。
彼の言葉が、私の今日のワークショップを完結させた。
まるで見えない何かが、MASATOさんの口を借りて私に伝えてくれたように・・・



「もう、何も、何の問題もありません！
　そのまま、その調子で、周りに楽しさを伝えていってください！！」