mardidupin

記憶の欠片あるいは幻影の中の真実。

9月7日(月)のつぶやき その6

2015-09-08 04:27:35 | 〈Twitter〉

鎌倉にわが来て見れば宮も寺も賤の藁屋も梅咲きにけり/子規


炎天にあゆみ帰れりやすらかなる妻子の顔を見ればかなしも /千樫


黒ぐろと幹を交ふる冬枯の木立のなかに鐘鳴りわたる/赤彦


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


逢坂の関のせきやの板廂まばらなれはや花のもるらん /実朝


みそぎ川ながすあさじを吹く風に神のこころや靡き果つらむ /定家


山桜花のせきもるあふさかは行くもかへるもわかれかねつつ /定家


鎌倉にわが来て見れば宮も寺も賤の藁屋も梅咲きにけり/子規


いもせ山ほそたに川を帯にしてかすみのころもけさやきるらん /俊頼


上野山日くれて虎の吼ゆるなり虎かひ人や餌を忘れけん/子規



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