mardidupin

記憶の欠片あるいは幻影の中の真実。

12月8日(火)のつぶやき その2

2015-12-09 04:21:30 | 〈Twitter〉

Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


かけひより青銅の壼に水おつる音をおもひぬ春の夕ぐれ/晶子


あまのがはあくるいはともあはれしれ秋の七日の年の一夜を /定家


降りそめて幾日になりぬ鈴鹿河やそせもしらぬさみだれの空 /俊成


臥しながら雨戸あけさせ朝日照る上野の森の晴をよろこぶ/子規


天の川そひねの床のとばりごしに星のわかれをすかし見るかな/晶子


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


背を撫でる時から明ける涙あり幻影の罠堕ちたくて今/篳篥巫鞠瑠


いもうとと七夕の笹二つ三つながるる川の橋を行くかな /晶子


咲く花に人はくるひて見かへらぬ山した庵の春のよの月/一葉


けさかふる蝉の羽衣着てみればたもとに夏はたつにぞありける /基俊


伏しなびく青葦白き帆を一ぱいに張り夕焼の水/赤彦


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


霞とも花ともわかず菅原や伏見の里の春のあけぼの/定家


七月の山の間に日光のあをうよどむに飛ぶつばめあり /牧水


天の河あさせしら浪たどりつつ渡りはてねばあけぞしにける /友則



12月8日(火)のつぶやき その1

2015-12-09 04:21:29 | 〈Twitter〉

零時です。《熱い想いの情景》を詠んだ和歌をツィート。Dupinの熱い世界を感じてください。


あしびきの山のはごとにさく花の匂ひに霞む春のあけぼの/定家


娘子らが袖布留山の瑞垣の久しき時ゆ思ひき我れは /人麻呂


蒼空の真洞にかかれる天漢あらはに落ちて海に入る見ゆ /左千夫


夕立の雨ぞ降りこし上つ毛の野に飼ふ馬の走りかふごと /晶子


白くして火よりも熱き香を放つ薔薇を皐月がかたはらに置く /晶子


妹に恋ひ我が越え行けば背の山の妹に恋ひずてあるが羨しさ /古集


さゐ河よ雲立ち渡り畝火山木の葉さやげぬ風吹かむとす /伊須氣余理比賣(古事記)


夏衣おりはへてほす河波をみそぎにそふるせぜのゆふしで /定家


六時です。おはようございます。和歌《“Dupin の心情”》及び《Dupin の月》《Dupin の在地》をbot 形式で開宴しています。


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


香具山に雲いたなびきおほほしく相見し子らを後恋ひむかも /人麻呂歌集


名にしおはばいざたづねみん逢坂の関路に匂ふ花はありやと /実朝


あぢさゑのしたばにすだく蛍をばよひらのかずのそふかとぞ見る/定家


垣の外に猫の妻呼ぶ夜は更けて上野の森に月朧なり/子規


よそめには盛んなること太陽をしのぐと知らぬ向日葵の花 /晶子


妻わかうて京のなまりの失せがたな二条に似たる街の春の夜/晶子


おしてるや難波ほり江にしくたまの夜の光はほたるなりけり /定家


隅田川その大橋を踏まましと霧降る朝は思はれぞする /晶子


正午になりました。ただいま、和歌は《“熱い想いの情景”》《Dupin の好きな処》《Dupin の好きな歌人等》を開宴中!RT していただけると嬉しいです。


のどかなる花見車のあゆみにもおくれて残る夕日かげかな/憲吉


逢坂の山ほととぎすなのるなり関守る神や空に問ふらむ /源師時


袖振らば見も交しつべく近けども渡るすべなし秋にしあらねば/憶良


畝火山昼は雲と居夕されば風吹かむとぞ木の葉さやげる /伊須氣余理比賣(古事記)